燕市の英語教室「Jack & Betty教室」が開講、小5から中3まで179人が参加して12月まで21回の学校の外での英語学習をスタート (2013.5.12)

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燕市が平成25年度の重点事業として英語教育を推進する「Jack & Bettyプロジェクト」の第1弾として11日、英語教室「Jack & Betty教室」が開講。小学生131人、中学生49人の179人が参加して学校の外に出て英語の学習をスタートした。

燕市の「Jack & Bettyプロジェクト」第1弾、英語教室「Jack & Betty教室」の開講式、つばめホールは179人の子どもたちでぎっしり、窓の外にも2階にも保護者
燕市の「Jack & Bettyプロジェクト」第1弾、英語教室「Jack & Betty教室」の開講式、つばめホールは179人の子どもたちでぎっしり、窓の外にも2階にも保護者

小学校5年生から中学校3年生までを対象に参加者を募集した。この日を含めて12月までに21回開講し、小学生は午後1時から3時まで、中学生は3時から5時まで。指導主事と日本人英語指導助手、ALTを講師に学ぶ。当初、会場は燕市吉田勤労青少年ホームだけの計画だったが、参加申し込みが予想よりずっと多かったため、小学生は燕市勤労青少年ホームと2会場に分けて同時に開くことにした。

以前から鈴木市長が口にしていた英語教育の強化推進を図るプロジェクト。「Jack & Betty」は戦後の日本で使われた英語の教科書で、それを題材に燕市を舞台にしたドラマスペシャル「ジャック・アンド・ベティ物語」(1992年放送)にちなむ。若者が英語を勉強しながら燕市の洋食器を米国へ輸出し、世界へ羽ばたく物語で、そのドラマに思い入れのある鈴木力市長が命名した。

また、ほかに原則毎週火、水、金曜の午後5時半から7時半まで燕市吉田勤労青少年ホームを希望者に開放し、指導主事と日本人英語指導助手等か?学習の支援する。また、成績などを勘案して自己負担ゼロでの海外派遣を行う事業もある。

講師が自己紹介
講師が自己紹介

開講式は午後1時半から新庁舎のつばめホールで行い、子どもたちだけで会場はぎっしり。ホールの通路側はガラス張りなので、保護者はガラス越しや吹き抜けの2階部分からそのようすを見守った。

鈴木市長はあいさつで、「ハロー、エブリバディー!」から始まる、ややぎこちない英語で自己紹介。これからの若い人たちは英語ができないと大変で、英語を勉強する場を与えたいと教室の目的を話した。学校の授業というよりも部活やスポーツ少年団の間隔で先輩と後輩や友だちの関係づくりを大切にし、燕中学校の校歌にある“七つの海へと羽翼を展べた”を引用し、「そんな風に君たちが大きく将来、羽ばたいていくことを大いに期待」した。

上原洋一教育長は、英語の勉強を「いつやるか、と言われたらもう答えは決まってますよね?」と子どもたちに「今でしょ!」を催促して笑わせ、「目標は高く、そして努力はこつこつと続けてください。必ず新しい世界に皆さんに広がります」と話した。

さっそく覚えてる限りの単語を使って英語で自己紹介しあう小学生
さっそく覚えてる限りの単語を使って英語で自己紹介しあう小学生

参加した児童生徒代表のあいさつで、燕東小学校6年生小林聖実さんは「外国に行って友だちをつくる」夢を実現するために参加したと話した。自分が習っている習字、日本舞踊、合気道など日本の文化を外国の友だちに教え、外国の友だちから文化を学びたいと言い、「燕市のたくさんの人からいただいたこの機会に感謝して12月まで頑張ります」。

吉田中学校2年生堀朋実さんは、参加を即決したものの、学習内容についていけるか、周囲の人と楽しく学習できるかと心配もあったが、「しかし、わたしは将来、英語を使い、多くの人とコミュニケーションをとり、仕事にも生かしていきたい」、「そのためにもこの教室で英語力を身につけ精一杯、頑張りたいと思います」と話した。

閉式後は、さっそく小学生はそのままつばめホールで、中学生は会議室に移って最初の授業。小学生は積極的に相手を見つけてわかる範囲の単語を使ってとにかく英語で自己紹介するなどゲーム的ににぎやかに。中学生は資料を広げ、先生について発音を繰り返すなど授業のようなスタイルでみっちりと学んでいた。


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