第3回の八十里越道路暫定的活用検討懇談会、通り抜けイベントや八十里越体感バスの案を示す (2013.5.23)

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国道289号線「八十里越」の開通によってつながる新潟県、三条市と福島県、只見町などでつくる八十里越道路暫定的活用検討懇談会は22、23日と三条市で第3回懇談会を開き、通り抜けイベント案についてなどを話し合うとともに、早期開通を願った。

八十里越道路暫定的活用検討懇談会の第3回懇談会
八十里越道路暫定的活用検討懇談会の第3回懇談会

八十里越は新潟県三条市と福島県只見町を結ぶ国道289号で、車が通行することができる道路は工事が続いている。いまだ開通の見通しは立たないが、県境の9号トンネルが貫通し、只見側に仮橋が架かったことから物理的には通行が可能になった。それを暫定的活用することで産業、経済、文化、観光の新たな地域間交流を検討し、一日も早い全線開通のアピールにもなればと一昨年、この懇談会を設立した。

あいさつする国定勇人三条市長
あいさつする国定勇人三条市長

毎年、只見町と三条市が会場を交互に開き、今回は三条市での開催。初日22日午後4時から三条市諸橋轍次記念館で開き、国定勇人三条市長と目黒吉久只見町長をはじめ、福島と新潟の委員や事務局など合わせて35人余りが参加した。

議事の平成25年度通り抜けイベント案では、7月6日に両市町の一般から参加者80人を公募する「初夏八十里越県境イベント」、8月3、4日に只見高校生がいわき市から新潟市へ自転車で踏破する「日本列島横断(洋から海へ)R289いわき市〜新潟市フルコース踏破」などの案について説明した。

 目黒吉久只見町長のあいさつ
目黒吉久只見町長のあいさつ

このほか、三条市が主催する「八十里越体感バス」についての予定と案が示された。内容は、ガイドが八十里越の自然と歴史、土木技術を開設する工事現場見学会で、6月下旬から11月上旬までの毎週火曜と土曜か日曜に運行。参加費は1人2,000円ていど。対象は中学生以上で、詳細はあとで発表する。

さらに、諸橋轍次記念館の企画展として6月30日から7月28日まで「八十里越を行く〜峠を越えた人々〜」を開く。初日の6月30日は会津史学会理事の飯塚恒夫さんを講師に「八十里越を越えた河合継之助〜只見における最後の十二日間〜」がテーマの講演会を開くことや、国道289号線八十里越の工事概要の説明も行われた。閉会後、「いい湯らてい」で懇親会を開き、翌23日は三条市内の工場見学などを行った。


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