三条市のパッチワーク作家、小林典子さんが生徒と4年ぶりの作品展「ハレ、眩しいほどに。」、2つのホールを使って一方は赤と白をテーマに (2013.5.25)

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工房「絵舞(えむ)」を主宰するパッチワーク作家、小林典子さん(64)=三条市北新保2=の教室の生徒との4年ぶりの作品展「ハレ、眩しいほどに。」が24日から26日までの3日間、三条東公民館で開かれている。

26日まで開かれている作品展「ハレ、眩しいほどに。」の会場でパッチワーク作家の小林典子さん
26日まで開かれている作品展「ハレ、眩しいほどに。」の会場でパッチワーク作家の小林典子さん

小林さんが三条市、燕市、加茂市で開設している7つの教室に通う61人の生徒の作品展。同公民館の2つの多目的ホールを使って作品を展示している。

一方のホールは25点の大作をはじめ、バッグや布で作った花など裕に150点を超す作品を展示。作品に使われたカラフルな生地の組み合わせが会場の真っ白な内装に映え、まるで万華鏡のようだ。

 カラフルな展示会場
カラフルな展示会場
バッグもたくさん
バッグもたくさん

もう一方のホールは赤と白に2色のだけを使った作品だけを展示している。白地に赤い刺しゅうを施すトラディショナルなレッドワークキルトがある。一昨年、ニューヨークでコレクターが赤と白のキルトだけを集めた展示会を開いたのに刺激されて「あたしが赤、白の布を用意するから」(小林さん)とテーマを決めて2年越しで製作した50点を展示する。

赤と白といえば「紅白」だが、会場には華やかさはあまりなく、予想外にシックで落ち着いた印象。小林さんの作品は大作のタペストリーで、火炎土器に見られるような文様や唐草模様にも見えるパターンを組み合わせ、有機物が増殖していくような原始的なイメージが広がる。

赤と白だけの作品の展示会場
赤と白だけの作品の展示会場
小林さんの赤と白の作品
小林さんの赤と白の作品

作品に近寄って見れば、気の遠くなるような時間をかけて丹念に布がはぎ合わされているが、一歩、下がって見るとまさにそれはアート。来場者は「遠くで見た感じと近くで見た感じが全然、違う」と驚き、「わたしにはとてもこんなに根を詰めるような作業はできません」とため息まじりに鑑賞している。毎日午前10時から午後6時まで、最終日は午後4時まで開場。入場無料。


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