燕市が中越衛生処理場跡地に防災機能を備えた公園施設の施設設置提案をおそらく全国で初めて公募 (2013.6.29)

燕市は、中越衛生処理場跡地＝東町＝に防災機能を備えた公園を設置するのに伴い、公園施設の設置提案を公募する。公募することで市は事業費の一部を負担し、初期投資を抑えるのが目的。防災機能を備えた公園は増えているが、公募するのはおそらく全国でも初めて。

燕市が防災機能を備えた公園施設の設置提案を公募する中越衛生処理場跡地

市は(仮称)東町公園の建設に伴って来年度、大型複合遊具や防災機能を兼ね備えたヘ?ンチや東屋、ハ?ーコ?ラ（つる性の植物をからませる棚）などの施設を設置する。この施設設置提案をプロポーザル方式で公募し、事業者は低価格で設置した遊具や施設、サイン看板などに社名や宣伝広告を入れて、公園内に自社の展示場的機能をもたせられる

応募できるのは、一般社団法人 日本公園施設業協会に加盟し、大型複合遊具、防災機能兼用の施設などを設置て?きる事業者。提案内容と提案額を基本に事業者と協議し、事業費のうち市の負担額は3,500万円を上限に40%以内とする。公募の申し込みは7月1日から16日まで、来年4月に設置工事を発注する。

阪神･淡路大震災、東日本大震災などをへて防災機能を備えた公園は増えており、具体的には仮設トイレになるベンチ、災害対応トイレ、ソーラー発電の公園灯、かまどベンチなどを設置している。燕市でもみなみ親水公園でも一部に防災機能のある設備を導入している。

28日の定例記者会見で鈴木力市長は「ぜひそれならばと問い合わせの事業者が大勢、出てくれることを期待する」と話した。