花柳流日本舞踊教授、花柳雅鶴さんの教え子でつくる雅鶴会が28日に三条市中央公民館で発表会 (2013.7.26)

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花柳流日本舞踊教授、花柳雅鶴(本名・藤沢雅子)さん(69)=三条市林町1=の教え子でつくる雅鶴会(永井洋子会長・会員15人)は、28日午後1時から三条市中央公民館で発表会「日本の踊りって楽しいかも」を開き、雅鶴さんも出演してたっぷり4時間にわたって日ごろのけいこの成果を鑑賞してもらう。

けいこ場で指導する雅鶴さん
けいこ場で指導する雅鶴さん

二部構成で雅鶴会会員は15人のうち13人が出演。さらに雅鶴さんが講師を務めて3年目になる三条市中央公民館主催わくわく未来塾の日本舞踊体験教室の小中学生5人も出演する。

一部は15演目で日本舞踊の多様な表現力を見てもらえる曲を選んだ。長唄、端唄、歌謡曲、大和楽、清元などにあわせて踊る。女踊りのしとやかさ、美しさ、色っぽさ、男踊りの品格、荒々しさ、力強さ。曲調で変わる振りや踊りの楽しさを感じてもらう。

雅鶴会の発表会のパンフレット
雅鶴会の発表会のパンフレット

二部は、皮切りに4歳から中学校2年生まで、会員3人とわくわく未来塾日本舞踊教室の5人の8人で「つき」、「うさぎ」など4曲を踊る。それから12演目を披露。気軽に踊れる歌謡曲集で、日本舞踊を身近に感じもらう。

一部と二部の両方でトリを飾るのは雅鶴さん。一部は三世花柳寿輔振り付けの「常磐津小曲」、二部は花柳徳四郎振り付けの「華扇」を踊って締めくくる。

一部では、必要なら雅鶴さんが着物を貸して、できるだけ着物を着て踊り、二部は浴衣で踊る。三条市では八十里越体感バスの運行が話題を集めているが、二部では地元で制作された曲「八十里越慕情」にあわせた踊りもある。午後5時終演。

雅鶴さん
雅鶴さん

雅鶴さんは昭和43年ころから三条市内で日本舞踊を教えている。昭和59年に初めて子ども10人ほどで発表会を開き、平成元年に生徒たちが雅鶴会が発足してからは毎年、あるいは1年おきのペースで発表会を開いている。会員は中学校2年生から88歳までで、花柳流の名取が9人、教授が2人と育っている。

昨年は、三条市中央公民館でかつら衣装付けの舞踊公演を行い、満員御礼の大成功を収めており、平成27年秋にも再びかつら衣装付けの舞踊公演を予定。雅鶴さんは、「文化を担う未来の子どもたちの育成に努めています。できれば今まで日本舞踊を見たことのない人からも足を運んでもらえれば」と雅鶴さん。

本番が迫るとけいこをつけてほしいと頼む生徒が増え、日を追って忙しさが増している雅鶴さんだ。チケットは全席自由で1,000円。三条市中央公民館(電話:0256-32-4811)、東公民館(電話:0256-35-1200)、雅鶴会(電話:0256-35-6891)で扱っている。


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