28日のスマートウエルネス三条推進講演会の講師、ドイツ在住ジャーナリストの高松平蔵さんを三条市に迎えて一足早く三条市と見附市の職員向け勉強会 (2013.8.10)

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ドイツ在住ジャーナリスト高松平藏さんを講師にスマートウエルネス三条推進講演会「ドイツの地方都市はなぜ元気なのか」が28日に三条市で開かれるのを前に9日、三条市役所第二庁舎で同じ高松さんを講師に三条市と見附市の職員向けの勉強会が開かれた。

ドイツ在住ジャーナリスト高松平藏さんを講師に開かれた三条市と見附市の職員向けの勉強会
ドイツ在住ジャーナリスト高松平藏さんを講師に開かれた三条市と見附市の職員向けの勉強会

三条市と見附市は筑波大学の久野譜也教授を講師に職員向けの勉強会「久野塾」を始めてことしで3年目。この日はその今年度2回目の久野塾を開いたのに続いて高松さんを講師に迎えた勉強会を開いたもので、両市の市長と職員合わせて70人近くが出席した。

両市長がそれぞれスマートウエルネスシティによるまちづくりについて話したあと、高松さんが講演した。見附市の久住時男市長は、平成の大合併でも合併せずに市民が自律の道を選択し見附市自律推進プログラムを策定。職員の資質向上と人材育成を進めた。

久住見附市長
久住見附市長

「基礎自治体の皆さんを変えることが、この国を変えること」としで、共創郷育(きょうそうきょういく)、深呼吸したくなるまちづくり、見附市立病院内に健康の駅を設置、バスツアー誘致で観光元年スタート、地域コミュニティーを醸成してきた。

三条市の国定勇人市長は、三条市の健康寿命の増加が差し迫った課題で、三条市内一の高齢化先進地域の三条小学校区で健康寿命の延伸に取り組んでいる。しかし、歩くことが健康にいいとわかっていても「われわれ人間は自己コントロールを理性でできない」ため、外へ行くより楽しいからと家の中にこもる。

国定三条市長
国定三条市長

そこへ「インセンティブを与えれば外へ出るのでは」と考えたのが三条マルシェであり、そこから御坊市、マルシェ部といった化学反応が起こり、空き店舗対策事業の創業塾ポンテキアなどを紹介した。

続いて高松さんが講演。1969年生まれ、奈良県出身。ドイツの地方都市、エアランゲン市に住む。1996年創業の京都経済新聞社の立ち上げにも参画した。取材はエアランゲンとその周辺で環境問題、IT、文化、芸術、経済など多岐にわたり、日独の生活習慣や社会システムの比較をベースに地域社会のビジョンをさぐるような視点で執筆する。著書に『ドイツの地方都市はなぜ元気なのか』(学芸出版)、『エコライフ―ドイツと日本どう違う』(化学同人)がある。

ドイツ在住ジャーナリスト高松さん
ドイツ在住ジャーナリスト高松さん

高松さんは、まちの概念の違いから話した。エアランゲンの人口は三条市と同じような規模の10万人。しかしエアランゲンをそのままコピーするのは絶対に無理として、日本のまちとの考えた方の違いを説明した。

紀元前のローマ時代にさかのぼり、軍隊のキャンプがまちの原形になった。まちを囲み中に新田や広場を作った。壁をつくり、中に何を作るかという発想がある。

広場は日本人にはなかった様式だが、重要な場所になっている。モータリゼーションによってエアランゲンの広場もいったんは道路が敷かれ、駐車場になったが、アスファルトをはがして石畳を敷き、駐車場をやめて歩行者道路に生まれ変わった。

2年に1度、コミックサロンが開かれ、漫画ファンが全国や国外から訪れるようになり、全国紙に取り上げられるようにもなった。ドイツはNPOがけた違いに多く、エアランゲンでも550もある。

ビール祭りが開かれ、広場では政党の集会もあれば詩人の祭典もあり、「フェスティバルがまちの雰囲気をつくっていくという効果がある」。

ドイツ在住ジャーナリスト高松さん
ドイツ在住ジャーナリスト高松さん

われわれに出された宿題は、いろんな交通手段のなかから選択するということ。選択する時代。変に車を乗ってる人より、自転車の人が無茶苦茶いい自転車に乗ってるかもしれない。成熟した社会は選択する。

ハードでは美しさの追求、機能性の追求、ソフトでは鳥瞰的把握、公共の言説空間、価値付けが求められる。社会の既存の日本方構造は、学校、会社が唯一の世界となる昭和タコツボ型だったが、ヨーロッパ型構造はそれが唯一の世界ではなくなり、市民社会型となる。

そして国家と私的空間の間にある社会、ジャーナリズム、NPO、広場などを分厚くすることから本当のコミュニティーが生まれるとした。

その後、質問に答えたなかで、日本のビジネスマンはエモーショナルで、飲みニケーションでやったきたが、「それだけでは行き詰まる」、「あの人が好きだから、あの人だったらついていこうじゃなくて“こと”、あの人の言ってるビジョンとか、やろうとしていることがいいからついて行く。そういう発想に切り替えるべき。それで言葉によってコミュニティーをつくっていく」と言葉がコミュニティーで大きな役割を果たすことについても理解を求めていた。

28日のスマートウエルネス三条推進講演会「ドイツの地方都市はなぜ元気なのか」は、午後6時半から市役所第二庁舎で開かれる。定員は先着80人、先着順で締め切る。申し込みや問い合わせは三条市福祉保健部福祉課スマートウエルネス推進室(電話:0256-34-5511、内線719)へ。

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