あぽろんミュージックスクールが昨年に続いて「サロンライブ三条」、スクールに通う会員が6つのバンドをつくって練習の成果を発表 (2013.8.12)

三条市興野3、あぽろんミュージックスクールは11日、三条東公民館で「サロンライブ三条」を開き、同音楽教室でボーカルや楽器演奏を受講する会員でつくった6つのバンドが練習の成果を発表した。

ミュージックスクールは、ボーカルや各種ギター、ドラム、フルート、ウクレレなど、さまざまな楽器の教室がある。初心者からレベルアップを目指す中・上級者までをサポートしており、小学生から上は80歳以上の人まで受講している。

個人レッスンが基本だが、音楽を好きな人たちの出会いのきっかけにと昨年に続いてサロンライブを開き、各科の受講会員同士でバンドを組んで発表してもらった。

今回、参加したのは8歳から60歳代の25人。同教室が示した課題曲数曲のなかから参加したい曲を選び、各パートを調整しながらグループ分けを行い、6つのバンドが誕生した。

各バンドのメンバーは、年齢や性別、学生や社会人、趣味やメジャーデビューを考える受講の目的などそれぞれだが、課題曲と自由曲の計2曲を5月から7月までの3カ月間、それぞれのメンバーの都合をあわせて練習し、この日の発表となった。

ライブ会場は、出演者をはじめ受講会員の講師、友人や家族など約100人で埋まった。出演の順番を待つ演奏前には緊張気味の出演者もいたようだが、観客の前に立ち演奏を始めると、のびのびと演奏を楽しんだ。

曲間のメンバー紹介やMCが笑いを誘い、会場の手拍子など和やかな雰囲気のなか、音楽を楽しむ思いが伝わるように出演者も観客も笑顔がこぼれていた。来場者は1曲終わるごとに観客が拍手を送り、出演者も笑顔で応えていた。

10月14日に開かれる三条マルシェのイベントには、同音楽教室も参加することが決まっており、今回演奏したバンドの出演も予定している。