10月14日に燕市の小池中と燕北中に新たに分水高も加えた吹奏楽のジョイントコンサート、小池中出身のフルート奏者本宮宏美さんもゲストで共演 (2013.9.30)

燕市の小池中学校と燕北中学校の吹奏楽部にことしは分水高校吹奏楽部も加わった吹奏楽コンサート「Swallow Winds（スワローウインズ）」が10月14日午後2時から燕市文化会館で開かれ、小池中出身で今も燕に住むフルート奏者、本宮宏美さん(29)がゲストプレーヤーとして共演する。

吹奏楽部員は、小池中54人、燕北中18人、分水高3人の計75人。コンサートは3部構成で第1部は各校単独ステージ、第2部は本宮さんが演奏。第3部は3校による合同ステージで5曲を演奏。最後の曲の誰もが一度は耳にしたことがあるポピュラー音楽「君の瞳に恋してる」を本宮さんのフルートのソロをフィーチャーして演奏する。

小池中と燕北中の吹奏楽部が毎年開いているジョイントコンサートで、ことしで4年目。小池中は女子生徒の過半数が吹奏楽部員というほど吹奏楽熱が高いが、それでも吹奏楽としての編成はそれほど大きくなく、より大きな編成でと燕北中に呼びかけて始まった。さらにことしは分水高校も加わることになった。

小池中は、ことしから春に三条市・第三中とのジョイントコンサート「さくらWinds」を始めた。燕市文化会館で開き、400人が来場する盛況だった。秋は燕青空即売会や福祉施設などで毎週のように出演依頼があり、演奏活動が忙しい。

顧問の桜沢睦夫教諭は「コンクールも大事だが、地域とかかわり、喜んでもらえる演奏をすることも大切」と言い、本宮さんとの共演にも「音楽で活躍する先輩との共演に生徒も喜んでいる」と楽しみにしている。

コンサートに向けて29日は燕市分水公民館で1回目の3校合同練習を行った。このあと12日と13日にも合同練習を行う。小池中吹奏楽部部長の2年渡辺琴子さんは「昨年はトロンボーンでしたが、ことしはオーボエで違う感じで演奏できると思う」、燕北中吹奏楽部部長の2年和田奈々子さんは「違う学校と演奏することがあまりないでの、緊張するし、楽しみ」、分水高吹奏楽部部長の2年頓所美穂さんは「ことし初めての参加して人数も少ないので、ちょっと不安があるけど頑張りたい」とそれぞれ話していた。

コンサートは入場無料、問い合わせは小池中（電話：0256-64-2033）の桜沢教諭へ。