三条市で久しぶりの子ども議会、市内小中学生15人の子ども議員が国定市長と議場で真剣勝負 (2013.10.6)

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2日から6日まで開かれている「燕三条 工場の祭典」にあわせて行っている三条市のオープンドアイベントで5日、子ども議会が開かれ、市内の小中学生15人が子ども議員となり、議場で演壇に立って国定勇人市長に質問した。

5日開かれた三条市の子ども議会
5日開かれた三条市の子ども議会

三条はかつて子ども議会を開いたことがあるが久しぶりの開会で、国定市長になってからは初めて。三条市内33小中学校のうち7校から小学校4年生から中学校3年生までの15人が参加した。

開会を前に全員協議会室で熊倉均市議会議長から一人ひとりに1日限りの“子ども議員”の委嘱状を交付。正式に市が使っているフォーマットの委嘱状で、議長印も押したもので、子どもたちは緊張した表情で受け取った。

熊倉議長から子ども議員の委嘱状を交付
熊倉議長から子ども議員の委嘱状を交付

熊倉議長は「日ごろ皆さんが考えていること、三条市について要望するようなこと、きょうは遠慮なくやっていただきたい」とあいさつし、「リラックスしてくださいよ」と子どもたちに求めた。

議場では理事者側の席に国定勇人市長や部長らが座り、議員席の名札には子どもたちの名前。熊倉議長が会期をこの日、1日限りとして賛否を問うと、子どもたちは「異議なし」。質問の内容も本物と同様に事前に一般質問発言通告表を作成し、本格的だ。

子どもたちの質問に答弁する国定市長
子どもたちの質問に答弁する国定市長

発言する子どもたちは、議長に礼をして登壇。まちづくりや大雨による水害対策に対する市長の考え、テニスコートを作ってほしい、米飯以外の給食の再開を求める要望、市長に対してなぜ三条市長になろうと思ったのか、市長の夢は何かといった質問もあった。

小中一貫教育の取り組みを始めようと思ったきっかけは何か、東日本大震災のがれきを焼却した清掃センターは放射能がどれくらい検出されたのかといった市民の賛否がわかれるテーマも。

名札にもしっかり子ども議員の名前が
名札にもしっかり子ども議員の名前が

国定市長は「皆さんの挑戦に感謝をしながら真剣に答弁をさせていただきたい」と始め、三条市の施設が東京に比べて少ないことには「同じ争いをしては勝てない」が、「こんなにものを作れる人があふれているまちはない」。

小中一貫教育を進めていることについては、核家族化が進んでおとなになるためのいろいろな経験をする場がなくなったことなどから、時間をかけて順番に説明。ときには「遊びたいのに遊ぶ場所がなかったら、それはおとなが反省すること、ごめんなさい」と正直にわびた。


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