ことし最大級の台風26号の接近で16日明け方から非常に強い風、非常に激しい雨の降る所も (2013.10.15)

新潟地方気象台の15日午前6時30分の発表では、県内は台風26号の接近に伴って16日明け方から海上を中心に非常に強い風が吹き、朝から大しけとなる見込みで、非常に激しい雨の降る所があり、暴風、高波、低地の浸水、河川の増水、土砂災害に警戒を呼びかけている。

気象庁のホームページより台風26号の進路予想

ことし最大とされる大型で強い台風26号は、15日午前3時には南大東島の東約260キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいる。中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径220キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっている。

台風26号は今後も強い勢力を保ったまま日本の南を北上し、暴風域を伴って16日には東日本太平洋側にかなり接近する見込み。16日夜までには、北海道の南東海上で温帯低気圧に変わる。

県内は15日夕方からしだいに風が強まり、16日明け方から海上を中心に北東の風が非常に強く吹く。16日明け方までに予想される最大風速（最大瞬間風速）は、佐渡で陸上18メートル（30メートル）、海上20メートル（30メートル）、上中下越で陸上15メートル（30メートル）、海上18メートル（30メートル）の見込み。その後、北の風となり、16日朝から昼過ぎにかけてさらに強まる。

16日未明から、雷を伴って激しい雨の降る所があり、16日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、上越100ミリ、中下越80ミリ、佐渡60ミリ。その後、16日朝から昼前にかけて雷を伴い非常に激しい雨の降る所があり、雨量は16日夕方にかけてさらに増える見込み。

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