カフェ「トゥジュール」オープン1周年記念の限定スイーツ、全国でも珍しいフルーツカービングを商品化した「柿のタルト」がお目見え (2013.10.18)

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昨年10月20日にオープンしたカフェ「トゥジュール」=三条市神明町=のオープン1周年記念として、3日間の限定ながらフルーツカービングを施した「柿のタルト」がお目見え。フルーツカービングが商品化されるのは全国的にも珍しく、プレミアムスイーツとして注目は必至だ。

カフェ「トゥジュール」のオープン1周年記念の限定スイーツ、フルーツカービングを施した「柿のタルト」
カフェ「トゥジュール」のオープン1周年記念の限定スイーツ、フルーツカービングを施した「柿のタルト」

カービングは果物や野菜を彫刻して装飾を施すもので、とくにタイでは伝統的な文化のひとつ。今回のタルトにカービングは施すのは、坂井宏子さん(31)=三条市田島1=。カービングを始めて2年半足らずだが、この夏、タイで開かれた国内のフルーツカービングコンテストに、タイ人のカービング講師とその教え子3人の4人のチームのひとりとして出場し、25チームが出場した団体戦で総合優勝した実力派だ。

「柿のタルト」は、クッキー生地にアーモンドクリームを詰めて焼いた直径12センチの台にカスタードクリーム、さらに上にフルーツを載せた食べ応えのあるサイズ。フルーツは、メーンのカキとナシが三条産。ほかにブドウ、ラズベリー、エレールなどを盛る。

オープン1周年記念「柿のタルト」のちらしは今年度の創業塾「ポンテキア」の受講生がデザインしてくれた
オープン1周年記念「柿のタルト」のちらしは今年度の創業塾「ポンテキア」の受講生がデザインしてくれた

坂井さんは、カキの実1個半ほどを使ってバラの花とつぼみ、葉を彫り、ブドウにも簡単なカービングを施す。フルーツカービングは一般に装飾用なので、食品としてまとまった数をつくり、商品として提供するのは極めて珍しく、坂井さんにとっても初めての商品化。「たくさん彫らないといけないので、スピードを要求される」と坂井さんは言う。

もっともカービングコンテストではスピードも要求されるので、坂井さんにとってはそれほどのプレッシャーではない。「柿のタルト」では1個15分で彫る。それでも完成した「柿のタルト」は工芸品のような見事な細工が施され、彩りも鮮やか。食べてしまうのがもったいない、まさに“作品”だ。1個1,890円で、25日まで予約を受け付け、受け渡しは29、30、31の3日間、午後3時から10時まで。31日はハロウィーンなので、ハロウィーンパーティーのサプライズにもなりそうだ。

左が「トゥジュール」の五十嵐さん、右が「柿のタルト」にカービングを施す坂井さん
左が「トゥジュール」の五十嵐さん、右が「柿のタルト」にカービングを施す坂井さん

「トゥジュール」を経営する五十嵐美絵さん(37)=三条市井栗=と坂井さんはふたりとも昨年度、三条市が開設した創業塾「ポンテキア」を受講して知り合って仲良くなった。坂井さんは「トゥジュール」のオープニングスタッフとして働いたこともある。

今回「トゥジュール」の1周年で、「カービングを見るだけでなく味わってもらおう」と五十嵐さんが企画。昨年、販売したカキを使ったタルトに坂井さんからカービングを施してもらうことにした。

ちらしは今年度の「ポンテキア」の受講生がデザインしてくれた。「みんなの協力があってここまでできました。わたしひとりじゃとても」と五十嵐さんはイメージ以上の企画になったことを喜ぶ。「ケーキ屋さんで、ここまで細工したものは見たことがない」とも。3日間で30個の販売を目標にしており、「独り占めでも、友だちへのプレゼントにも」と注文を待っている。予約、問い合わせは同店(電話:0256-33-1576)へ。


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