【小耳聞き耳】納得しがたい4.3点差 (2013.12.19)

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県立武道館基本構想検討会議が17日、建設予定地は上越市が望ましいとする報告書を泉田裕彦知事に提出したことについて、誘致運動に敗れた燕市の鈴木力市長は、「燕市に足りなかったところを示してほしい」と首をひねった。

各候補地の評価点

報告書にある建設予定地の評価結果は、50点満点で上越市46.5点、燕市42.2点、新潟市28.0点、南魚沼市24.5点、加茂市18.7点の順と示された。しかし当初、この評価点は公表されず、建設予定地は「上越市が望ましい」とあるだけの報告書が公開された。これに納得しない候補地の強い要請に応える形で遅れて評価点が公表された。

鈴木市長が首をひねるのは、候補地評価基準に照らすと、燕市が上越市に勝っていると確信していたから。項目別評価の小項目は「日常利用」、「大会等誘致推進体制」、「交通アクセス等」、「整備費」、「維持費」。それと総合的評価の考え方として「委員が候補地の提案内容を踏まえ総合的に評価」としていた。

鈴木市長は、どの項目をとっても燕市が上越市が上回ったと見ている。燕市のプランには絶対の自信があった。それゆえ評価の公平性や透明性を求めて燕市は各市による誘致プレゼンテーションを公開で行うよう求めたが、それは実現しなかった。

燕市の誘致に賛同して署名してくれた人、地元の武道関係者、議会などに説明するためにも、「詳しい評価点を明らかにしてほしい」と鈴木市長は強く求めている。

鈴木市長は12日、来年4月行われる燕市長選の出馬を明らかにしたばかり。今のところそれ以外の立候補の動きは見られないが、県立武道館誘致の成功すれば鈴木市長にとっては絶好の追い風になっていたのは間違いない。

上越市に決まったことについて地元では、2015年の北陸新幹線開業に合わせようというねらいがあったのでは、あるいは、同じ県央地域である加茂市の立候補は燕市にとってマイナスに働いたのではないかといった声も聞かれる。これまでの誘致運動を検証したり振り返ったりしても後の祭でしかないが、わかっていても地元では何とも残念な敗北だった。

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