三条市東三条で「スナックあい」など営業の相場礼子さんが東三条活性化のハード整備にと15万円余りを三条市に寄付 (2014.1.12)

三条市東三条1、「スナックあい」と宝くじの相沢屋を経営する相場礼子さん(71)は9日、東三条駅前の駐車場確保や駅正面側と南口側を結ぶ上空通路の設置など東三条活性化のために役立ててほしいと同店の寄付にペットボトル募金などに寄せられた善意を合わせた15万円余りを三条市に寄付した。

左から捧さん、東三条1、2丁目の幸田自治会長、相場さん、国定市長

午後1時に相場さんと東三条1、2丁目の幸田昇自治会長、東三条出身で相場さんの活動を応援する捧典さんの3人が市役所を訪れ、15万3,408円の善意を国定勇人市長に手渡し、東三条地域の活性化を願った。

寄付の内訳は、相沢屋の宝くじ売場からの10万円、一般や社交ダンス「あいの会」、「ハートフルナイト」参加者などから「東三条活性化ペットボトル募金箱」に寄せられた4万0,258円と「みずぐるまチャリティ募金」に寄せられた1万3,150円。

相場さんが東三条活性化を求める三条市への寄付は2回目。昨年6月に「スナックあい」創立30周年記念パーティーで行った募金に、同店や宝くじ売場から30万円を加えた計41万6,526円を寄付している。

東三条駅周辺の活性化について国定市長に話す相場さん

相場さんは、東三条に住んで50年。高速バスの発着点でもある東三条駅周辺は、空き地ばかり目につくが、駅利用者のための駐車場はない。駅前と駅裏を結ぶ通路もなく、線路をはさんだ両地域のアクセスもよくない。三条商業高校と三条東高校の最寄りで駅で通学の利用者も多く、国や県の出先機関、保険会社や銀行もあり、東三条地区だけの問題ではないと考える。

国定市長は、「願いは一緒なんです。確かに不便」、「あきらめることなくやっていきたい」と話していた。