加茂市長に対して県央医師会応急診療所の構成市町村への参加と応分の負担を求めて昨年に続いて文書で要請 (2014.1.15)

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三条市、燕市、田上町、弥彦村の4市町村の連名で15日、加茂市長に対して県央医師会応急診療所の構成市町村への参加と応分の負担を求めて再度、文書で要請した。

県央医師会応急診療所は、2009年4月に開設され、県央4つの医師会が運営している。昨年度の利用者は1万7,827人と、毎年1万7千人前後の利用があり、加茂市民の利用も昨年度は1,281人と毎年千人を超える状態が続いている。

当初から加茂市の参加と応分の負担を求めてきたが、加茂市からは何も返答がなかったため、昨年2月22日にも「県央地域における救命救急医療体制の基盤整備の推進について」と題する文書を発送したが、相変わらず返答はなく、各市町村の予算編成時期にあたり再度、文書を送付したもの。

三条市の国定勇人市長は15日行った定例記者会見で、加茂市でも「県央医師会応急診療所の役割は十分に認知され、利用されている」と話し、ことし4月からこれまで対応していなかった土曜午後の診療が拡充されることにもふれ、一定の負担をするよう「なにとぞご高配をたまわるなかでご英断をいただければ」と求めた。文書の内容は次の通り。

平成26年1月15日

加茂市長 小池清彦様

三条市長 國定勇人
燕市長 鈴木力
田上町長 佐藤邦義
弥彦村長 大谷良孝

県央医師会応急診療所に係る構成市町村への参加及び応分の負担について

県央地域の救命救急医療体制につきましては、隣接圏域の医療機関に大きく依存している現状を踏まえ、新潟県、圏域構成市町村及び医師会が協力して体制整備の取組を進めてきているところであります。

平成25年2月22日付け「県央地域における救命救急医療体制の基盤整備の推進について」で、貴職に対し要請しました県央医師会応急診療所に係る構成市町村への参加及び応分の負担につきまして、いまだ回答をいただいておりません。

県央医師会応急診療所は、開設以来、加茂市民の利用が毎年度1千人を超えており、平成24年度の実績においても過去最高の1,281人と三条市、燕市に次ぐ利用状況となっております。加茂市民の皆様には、応急診療所の機能。役割を十分認知していただけているものと考えております。

なお、病院群輪番制病院運営事業につきましては、これまで対応していなかった土曜日の診療を実施することで県央地域救急医療連絡協議会において協議中であり、このことは、同協議会の構成市町村の長として貴職もご承知のことと思います。

これにあわせて、県央医師会応急診療所においても平成26年度から土曜日の午後に診療を拡充することで準備が進められております。

また、救命救急センターを併設した県央基幹病院の整備につきましては、県が策定した県央基幹病院基本構想に基づき、いよいよ運営主体や設置場所等の具体的な検討が進められることとなります。

こうした状況を踏まえ、県央地域の救命救急医療体制の更なる充実に向け、圏域内の市町村、医師会等が一体となって連携、協力していかなければならないということは貴職も十分承知のことと思います。

県央地域の大切な医療資源であります県央医師会応急診療所に係る構成市町村への参加及び応分の負担を、再度要請いたします。


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