三条市に避難する人たちの有志でつくる「交流ルームひばり」が東日本大震災追悼式典に続いて交流事業 (2014.3.9)

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東日本大震災からまもなく3年、三条市に避難する人たちの有志でつくる「交流ルームひばり」は8日、三条市総合福祉センターで行われた東日本大震災追悼式典に続いて交流事業が行われた。

「交流ルームひばり」が交流事業、三條太鼓三小相承会が和太鼓の演奏を披露
「交流ルームひばり」が交流事業、三條太鼓三小相承会が和太鼓の演奏を披露

市内の企業からの寄付を活用して避難している子どもたちに図書カードなどをプレゼントしたほか、避難者を励まし続ける三條太鼓三小相承会が和太鼓の追悼演奏を披露。逆に福島県避難者有志から三小相承会へ感謝の気持ちを込めて50枚ドの越後三条六角巻凧を贈った。

福島県避難者有志から三小相承会に贈られた50枚ドの越後三条六角巻凧と三小相承会は相馬野馬追の装飾を施した太鼓
福島県避難者有志から三小相承会に贈られた50枚ドの越後三条六角巻凧と三小相承会は相馬野馬追の装飾を施した太鼓

三小相承会が福島県南相馬市で演奏したのが縁で、「南相馬市民の一人」の名で三小相承会に感謝の手紙と寄付が寄せられたことを紹介。その気持ちを受けて製作した、福島県浜通り地区で行われる祭り「相馬野馬追(そうまのまおい)」の装飾を施した太鼓もお披露目。三小相承会の長野源世さんは、「お互いの存在がある。それが私たちの力になる」と、多くの人たちに感謝した。

避難している子どもたちに図書カードなどをプレゼント
避難している子どもたちに図書カードなどをプレゼント

また、この日の演奏では、同会の拠点である三条小学校に通う福島から避難した児童がメンバーに混じって飛び入り演奏した。

演奏に加わったのは、6年生の馬場拓海君(12)=南相馬市=と5年生の田辺壮太君(11)=浪江町=。2人とも震災直後に三条市に避難し、通学先の三条小学校で和太鼓にふれ、三小相承会のメンバーに指導を受けて参加し、元気よく堂々と太鼓をたたいた。

 三小相承会の演奏に加わった三条市に避難している馬場拓海君(右)と田辺壮太君(中央)
三小相承会の演奏に加わった三条市に避難している馬場拓海君(右)と田辺壮太君(中央)

避難当時、3年生と4年生だった2人が、身長も伸びて大きく成長した姿に、避難当初から2人を知る人たちは目を潤ませ、2人に会ったことのない三条市民も「感動しました」と大きな拍手を送っていた。


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