三条署が交通安全広報犬引継式、初代茶豆から二代目希名呼へ、たすきならぬ交通安全ベストを渡して業務を引き継ぐ (2014.3.21)

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三条署は20日、同署で交通安全広報犬引継式を行い、交通安全の街頭指導など市民の安全安心のため、署員とともに活躍した初代交通安全広報犬「茶豆(ちゃまめ)」から二代目となる「希名呼(きなこ)」に公務で着用していた交通安全ベストを渡して、業務を引き継いだ。

 左が引退した広報犬、茶豆と渋谷交通課長、右が新任の二代目希名呼と巡査部長
左が引退した広報犬、茶豆と渋谷交通課長、右が新任の二代目希名呼と巡査部長

茶豆は昨年4月に三条署に着任した渋谷交通課長の愛犬で、6歳の雌のシバイヌ。「110番の日」や三条マルシェ、交通安全運動の街頭指導所、三条市安全・安心なまちづくりバルーンリリース安全大会など、さまざまな場面で渋谷課長とともに行事や活動に参加した。

街頭指導では渋谷課長に抱っこされて一緒にドライバーに安全運転を呼びかけ、特殊詐欺被害防止の呼びかけなどでは渋谷課長のわきにちょこんと座っているだけで人が集まった。広報活動に一役買い、大勢の市民に親しまれ、かわいがられた。

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渋谷課長の異動に伴い、茶豆も広報犬の任務を解かれ、新たに三条署に転入して交通事故主任に就く巡査部長の愛犬、希名呼が2代目に着任することに。「希名呼」も茶豆と同じ雌のシバイヌで2歳。

引継式では、渋谷課長から新任の希名呼に、「交通安全」、「安全安心」と記された黄色いベストが渡された。

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引継を終えた茶豆について渋谷課長は、「市民の皆さんに可愛がってもらった」、「三条市の安全安心を訴える私の意をくんでくれて一生懸命、活躍してくれた」と、暑さや人ごみの中などハードな現場でも活躍した茶豆の労をねぎらい、「今後はふつうの番犬に戻らせようと思っています」と話していた。


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