田上町議の皆川忠志氏が田上町長選出馬を表明 (2014.3.28)

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田上町議の皆川忠志氏(64)=田上町原ケ崎新田=が28日、会見を開き、6月1日投票の田上町長選に立候補することを表明した。

田上町長選出馬を表明した田上町議の皆川忠志氏
田上町長選出馬を表明した田上町議の皆川忠志氏

皆川氏は、昭和24年加茂市神明町生まれ。43年県立三条高校、48年中央大学経済学部国際経済学科卒業し、49年に日本電信電話公社に入社。県内の支店などをへて平成15年長野支店副支店長・企画部長、17年に退職した。

同年TOSYS(旧東日本システム建設(株))取締役経営企画本部長、19年常務取締役、21年顧問に就く。同22年(株)皆川製作所入社・常務取締役。23年4月に田上町議選に出馬し、初当選を果たした。

会見は午前10時から自宅で行い、町長選出馬の経緯や決意を話した。「町政刷新、多選による閉塞感の打破」と始め、町外の人と話すときに田上町を知らない人が多く、これでは人口も増えず、少しでも地域に貢献したいと町議選に立候補した。町議となって議会でもその旨の施策を主張してきたが、なかなか具現化できず、このままでは廃れる一方で、コミュニティーが崩壊し、高齢者ばかりになっていると危惧する。

豊富な民間企業での経験と2年の議会経験を生かして「町を経営したい」、「具現化する側にたって町を変えたい」と、強い決意で出馬の意向を固めたと話した。

皆川氏は、「3つの町づくり」として、にぎやかな、おだやかな、にこやかな「町づくり」を掲げ、主な公約として10項目を示した。

「人口増・子育て対策の推進」として税制措置の検討、保育料助成の拡大。「役場の改革ー町内最大のサービス会社」。「観光産業の再構築」では、国道403号線を利用した町民・観光客参加のフェスティバル開催。「農業は新時代の農業へ」ではJAとの連携強化と販路拡大。「本田上工業団地の早期販売」では、率先したトップセールスとメガソーラーの設置、データセンター等の誘致。

「高齢者福祉政策の推進」では新しい形のコミュニティデイホームの増設。「安心・安全のインフラ整備」は防災無線システム導入。「生涯学習センター(仮称)の建設促進」、「地域の力の復活」、「教育は新時代へ-ICT化の推進」では、生徒へのタブレット端末の配布、校務システム導入などICT化の推進などを挙げた。

また、5選を目指して出馬を表明している佐藤町長については、16年前の財政悪化から立て直したところは評価するが、その間にサービスが滞ったところもあり、皆川氏ならではの考え方で進める。ハード面はほぼ終わり、財政は安定してきており、今後はソフトの充実と佐藤町長も話していたが、皆川氏も同様の考えで、「これからはソフト事業、わたしの得意なところ」と、これまでの経験や人脈をアピールした。

田上町町長選挙は、5月27日告示、6月1日投票。これまでに、5期目を目指す現職の佐藤邦義氏(72)と新人の1人、皆川氏の3人が出馬を表明している。前回2010年6月6日投票の選挙では、佐藤町長と新人2人の計3人が立候補した。


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