弥彦の丘美術館で「本間ケイ india 心の旅」、インドの女性に取材を続けた大作が並ぶ (2014.4.5)

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弥彦村・弥彦の丘美術館は5日から6月1日まで「本間ケイ india 心の旅」を開いており、インドの女性たちを描き続ける女性洋画家、本間ケイさん=新潟市西区=の作品を展示している。

 6月1日まで弥彦の丘美術館で開かれている「本間ケイ india 心の旅」
6月1日まで弥彦の丘美術館で開かれている「本間ケイ india 心の旅」

本間さんは東京の浅草の生まれ。日展会友で中央の洋画団体「光風会」の会員。県展は参与・無鑑査で県美術家連盟参与、新潟市美術協会理事などに就き、長年、インドで取材を続けていることから、日・印協会会員、日・印サルボダヤ協会会員も務め、絵画グループ「Key」の主幹ともなっている。

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『流砂』(1991)

受賞歴は1975年の第4回新潟芸展で「イルド」で奨励賞を受賞したのに始まり、日展入選33回、光風会展では受賞3回。89年からインドでの取材を繰り返し、これまでに32回の訪印を果たしている。個展は東京・銀座のギャラリーや県内の雪梁舎や知足美術館で開いており、今回は01年に銀座のギャラリーで開いて以来13年ぶりの個展。

 6月1日まで弥彦の丘美術館で開かれている「本間ケイ india 心の旅」
6月1日まで弥彦の丘美術館で開かれている「本間ケイ india 心の旅」

展示している16点のうち12点が100号の大作で、それも昨年の制作が4点、一昨年が2点と近作が多く、精力的に創作された作品に圧倒される。インドの女性がモチーフ。民族衣装のサリーを着てたたずむ女性、大判のショール「ドゥパタ」をまとった女性、インドとパキスタンにまたがるタール砂漠で子どもを抱く女性、インドの古典舞踊「バラタナティアム」を踊る女性など、さまざま女性の姿を描いている。

『朱いドゥパタ』
『朱いドゥパタ』(2011)

会場では原則として時計回りに古い作品から新しい作品へと順に展示している。古い作品は心象風景を幾重にも重ねたような複雑な構造で、統一された色調や効果的な白の使い方が印象的。最近の作品はよりストレートにそこに生きる人の息吹が伝わるような生き生きとした描写を見せている。

これらの作品とは別に、花を描いた油彩と、インドの女性のデッサンに水彩で彩色した小品の販売、本間さんの作品を使ったポストカード(10枚入り1,000円)の販売も行っている。4月13日、5月10日、同24日の3日間はいずれも午後2時から会場で本間さんが作品解説を行う。会期中は無休、午前9時から午後4時半まで開館。入館料は高校生以上300円、小中学生150円。問い合わせは同美術館(電話:0256-94-4875)へ。

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