5月17日に燕市文化会館で燕市民も数多く出演した劇映画『渡されたバトン〜さよなら原発〜』の上映会 (2014.4.24)

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「渡されたバトン」燕市上映実行委員会(大橋綾子実行委員長)は5月17日、燕市文化会館で劇映画『渡されたバトン〜さよなら原発〜』の上映会を開く。

劇映画『渡されたバトン〜さよなら原発〜』のちらし
劇映画『渡されたバトン〜さよなら原発〜』のちらし

住民運動により原発計画を阻止した新潟市の旧巻町を舞台に、巻原発が住民投票などにより計画が撤回されるまで25年のドラマを映画化した。

原発推進派の拠点になったという設定の地元の架空の割烹旅館「珊瑚家」を舞台に、「珊瑚家」を経営する家族が推進派と反対派で対立しながらもしだいに全員が反対派にまとまっていく。一方で住民は推進派と反対派に分断されながらも、最後は住民投票で反対派が勝利する。

脚本はジェームス三木、監督は池田博穂、キャストは赤塚真人を主役に宍戸開、青木英美、ケーシー・高峰らが主演している。

5人の子どもとともに『渡されたバトン〜さよなら原発〜』に出演した「渡されたバトン」燕市上映実行委員会実行委員長の大橋綾子さん
5人の子どもとともに『渡されたバトン〜さよなら原発〜』に出演した「渡されたバトン」燕市上映実行委員会実行委員長の大橋綾子さん

昨年2月に旧巻町で公開されて以来、全国各地で上映されており、三条市でも昨年9月に上映されているが、燕市では今回が初めて。エキストラは地元で募集し、燕市からも2、30人が出演している。その出演者が中心となって実行委員会を組織した。

実行委員長は料理屋「明治屋」=燕市秋葉町4=の若女将、大橋綾子さん(37)。5人の子どもとともに出演し、職業を生かして「珊瑚家」の仲居を演じた。撮影には2日間、参加した。「珊瑚家」の1階と2階の撮影場所は、燕市と旧巻町とに分かれていた。待ち時間の長さやロケ弁、ロケバスなど、聞きかじったことを目の当たりにしたのが新鮮で、俳優同士の演技を前の前で見て「テレビを見ているような体験でした」。

綾子さんは生まれも育ちも大阪で、今回の映画の話があるまで巻原発をめぐって大きな住民運動があったことを知らなかった。原発推進により賛成派と反対派の戦いにほんろうされる住民の姿が中心に描かれているが、綾子さんは両方の立場がわかって考えさせられたが、「互いになぜ自分と反対の考え方をするのかを知ることが大切と思いました」。

毎週のように行われている実行委員会の打ち合わせ
毎週のように行われている実行委員会の打ち合わせ

映画を通して「自分たちのまちをつくっていった人がいるのを感じてほしい」、そして「子どもたちにはいいバトンを渡し、それを受け取ってほしい」と願っている。

上映開始時刻は午前10時、午後2時、6時の3回上映で、前売り券はおとなだけで1,000円、当日券はおとな1,500円、小・中・高校生800円。取り扱い場所は、タカバタケCHAYA=燕市桜町=、燕市役所1階売店の心幸サービス、燕西蒲勤労者福祉サービスセンター=燕市大曲=のほか、実行委員が扱っている。問い合わせは実行委員の長井さん(電話:0256-62-3203)か藤田さん(電話:0256-63-5754)へ。

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