燕商議所から燕市へ移管して初めての燕市ものづくり品質管理制度「TSO」認証書授与式、17事業所に認証書 (2014.5.2)

燕市は4月30日、燕市ものづくり品質管理制度「TSO」の第3期認証書授与式を行い、昨年度、TSOを取得した17事業所に認証書を授与した。

TSOは、燕商工会議所が平成23年度に創設した制度。事業所には品質保証、管理の国際規格「ISO9001」の取得が望まれるが、取得費用や維持経費から中小企業が取り組むにはハードルが高く、燕商工会議所では「ISO9001」の品質管理部門だけに着目した「TSO」を構築し、運営してきた。

ただ、燕商工会議所の会員事業書が対象だったため、燕市の全市的な取り組みにしようと、吉田、分水の商工会と連名でことし3月に燕市へ事業移管した。今回、認証書を授与した事業所は昨年度、燕商工会議所が行った審査に合格した事業所。これまでに平成23年度10、24年度17の計27事業所が認証を受けており、今回で合わせて34事業所となった。

鈴木力市長はあいさつで「認証を受けたのにふさわしい事業をこれから取り組んでいたくことが、この制度の価値を高め、さらなる信頼の高いものにするので、ぜひとも取って終わりではなく、それをしっかり実践するんだということを一生懸命、頑張っていただきたい」と求め、各事業所の代表に認証書を手渡した。認証を受けた事業所とそれぞれの認証範囲は次の通り。