「酒呑童子行列」ののぼり旗の題字を揮毫した書家、金沢翔子さんが揮毫パフォーマンスで「共に生きる」と書く (2014.8.5)

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9月28日に燕市・道の駅国上で行われる酒呑童子(しゅてんどうじ)行列に,向けて新調したのぼり旗にデザインした「酒呑童子行列」の題字を揮毫(きごう)したダウン症の書家、金沢翔子さん(29)は、吉田産業会館で揮毫パフォーマンスや題字の発表、のぼり旗用吹き流し染め布づくりのワークショップを行った。

揮毫パフォーマンスを行う金澤翔子さんとサポートする母、素子さん
揮毫パフォーマンスを行う金澤翔子さんとサポートする母、素子さん

翔子さんは2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書いたことで良く知られる。母、素子さんは前日4日に新潟市南区で講演しており、燕市では翔子さんの出番。酒呑童子行列を主催する燕市観光協会の美内信孝副会長が翔子さんが揮毫した「酒呑童子行列」の書を披露したあと、約100人が見守るなか、翔子さんは370×100ミリの紙を横に使い、大筆で「共に生きる」と書いた。

 翔子さんが酒呑童子行列ののぼり旗のために揮毫した書を披露
翔子さんが酒呑童子行列ののぼり旗のために揮毫した書を披露
「共に生きる」と書いた
「共に生きる」と書いた

翔子さんは母娘とも黒ずくめの衣装で、翔子さんは、はだしで頭にピンクのカチューシャ。観客に一礼すると正座し、手を合わせて天を仰ぎ、再び一礼してから筆をとった。足を開き、体全体を使って筆を動かして一気に書き上げた。最後は素子さんにも手伝ってもらってふたりで一緒に体重をかけて落款を押して完成させると大きな拍手が響いた。

あいさつする翔子さん
あいさつする翔子さん

翔子さんは、昨年11月に三条市・三条別院でも席上揮毫を行っている。そこでは2枚の紙に1文字ずつ、合わせて「慈愛」と書いた。素子さんによると、今回の「共に生きる」は東日本大震災がきっかけで書くようになった。翔子さんはテレビで被災地に降る雪に心を痛め、雪を止めてくれと電話したほど。それから「共に生きる」や「希望の光」を書くようになったと言う。

完成した書
完成した書

「酒呑童子行列」の題字は、燕市観光協会から依頼を受けてことし6月の終わりころに書いた。素子さんは「すごく難しかった。一発勝負の子なのに何度も書いたなかの一枚です」と話した。

翔子さんもワークショップに挑戦
翔子さんもワークショップに挑戦

翔子さんは、続いて行われたのぼり旗用吹き流し染め布づくりのワークショップも体験した。障害をもつ子どもの来場も多く、翔子さんは気さくに話しかけたり、一緒に写真に写ったり。最近はマイケル・ジャクソンが大好きで、「マイケル・ジャクソンと結婚します」と言い、、最後はマイケルの曲にあわせたダンスも披露して来場者の笑顔を誘っていた。

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