20、21日と三条市中央公民館「瞽女　小林ハル資料展〜良い人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行〜」 (2014.9.17)

最後の越後瞽女で三条市の名誉市民となった同市出身の小林ハル（1900-2005）さん。その黄綬褒章35周年記念瞽女文化顕彰事業として20、21日と三条市中央公民館で資料展「良い人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行」が開かれる。

小林ハル瞽女唄保存会の野嵜久次会長所有の故・相場浩一さんが小林ハルを撮影したほとんどがモノクロの写真約20点をはじめ、瞽女文化の解説パネル、市立図書館所蔵の瞽女文化関連図書、三条市歴史民俗産業資料館所蔵の小林ハルが使った三味線、名誉市民の称号を受けたときに三条市から贈られた金杯、画家木下晋さんが小林ハルを描いた鉛筆画、さらに地元の和紙人形グループ「野鶴会」が瞽女をテーマに作った紙人形も展示。小林ハル個人にスポットライトを当てた展示と瞽女全般に関する展示の大きく2つにわけて会場緒を構成する。

初日20日は開場とともにオープニングイベントを行う。午前9時35分から越後瞽女の調査、研究では全国でもトップクラスの野嵜会長によるギャラリートークに始まり、10時5分から小林ハルの瞽女唄を伝承する越後瞽女・葛の葉会が瞽女唄披露と瞽女唄体験。11時半から瞽女をテーマにつくったオリジナル曲「瞽女のハルさん」を歌う加茂市のシンガーソングライター藤本すすむさんがトーク＆ライブ、午後0時10分から保存会が紙芝居を披露する。

三条市が小林ハルの展示会を開くのは、一昨年に三条市歴史民俗産業資料館で開いて以来2年ぶり。2日間とも午前9時半から午後5時まで、入場無料。

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• 瞽女小林ハル資料展〜良い人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行〜 - 三条市（新しいウィンドウで開く）