本成寺で13日の宗祖日蓮聖人の命日に行う法要、御会式を前に万灯行列で盛り上がる (2014.10.12)

三条市・法華宗総本山本成寺で13日の宗祖日蓮聖人の命日に行う法要「御会式（おえしき）」の前夜「逮夜（たいや）」の12日、ことしも万灯行列が行われた。

万灯行列は、造花で飾った万灯を引き、うちわ太鼓をたたいたり、題目を唱えたりして行列する。予定通り午後6時半に牛池と黒門の2カ所から行列が出発。かつての桜土手の名残の道路を右回りに進み、参道からライトアップされた山門を抜け、30分余りで本堂へ戻った

行列は、市内のお会式太鼓講「一灯会」や市内外の寺の講中や同行、本成寺万灯奉納会の小若連など数百人で行列した。ことしは初めて大面北潟の同行も参加した。

遠くまで響くうちわ太鼓の音や「南無妙法蓮華経」と題目を唱える声に、近所の人は家の外に出て来て行列を見物。門前の家々は軒先にはちょうちんを下げ、山内の寺は本堂をライトアップしているところもあった。

一灯会は、三門や本堂の前では足を止めて3人が激しくまといを振って盛り上げた。行列が本堂に戻ると一転して厳かに逮夜法要が営まれた。

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