吉田福祉会が訪問介護と訪問看護を一体的に連携して対応する定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業を開始 (2014.10.20)

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社会福祉法人吉田福祉会(細貝好美理事長・燕市吉田法花堂)は15日、燕市吉田地区で要介護高齢者の在宅生活を支えるため、日中、夜間に限らず訪問介護と訪問看護を一体的に連携して対応する定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業を開始した。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業を開始した社会福祉法人吉田福祉会の荒川秀子ひまわりの園センター長(左)と佐々木晴美ホームヘルプサービスひまわりの園管理者、手にしているのは利用者と連絡をとるタブレットなどの端末
定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業を開始した社会福祉法人吉田福祉会の荒川秀子ひまわりの園センター長(左)と佐々木晴美ホームヘルプサービスひまわりの園管理者、手にしているのは利用者と連絡をとるタブレットなどの端末

定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業は、ことし4月に制度化された新しい事業。県内では新潟市、長岡市、三条市、上越市でこの事業を行っている事業所があり、同法人で9カ所目、燕市内では初めて。

訪問時間の枠にとらわれず、1日に複数回、あるいは定期的に巡回訪問し、必要なときは呼び出しに応じて訪問できる、柔軟なサービスを提供する。

同法人では、ホームヘルプサービス太陽の園、吉田訪問看護ステーションが連携して、「ホームヘルプサービスひまわりの園」として介護・看護サービス提供している。利用はそのつど申し込み、所要時間に対応した利用料がかかり、たくさん使うとどんどん料金がかさんでいくのに対し、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事は要介護度に応じて月額利用料金が設定されるので時間の制約はなくなり、いわばパック料金のような形となる。

利用者からの通報で応対、訪問などの随時対応を行うのも特徴。これに伴って燕市からの平成26年度地域介護・福祉空間整備推進交付金を活用し、タッチパネルで事業所つながるテレビ通話のタブレットやタッチするだけで通話できる電話、コール端末などを導入した。これを使って利用者は何かあったらいつでもすぐに連絡でき、職員もタブレットなどを持ち歩いているので即座に対応できる。

同法人では、地域包括ケアの推進のための中心となるサービスと位置付けている。「在宅で生活する方のために24時間、365日のお手伝いができたら」とホームヘルプサービスひまわりの園管理者の佐々木晴美さん。

高齢者が増えるなか、国は在宅サービスを拡充し、地域でサービスを受けながら暮らす方針。同法人では、とくに認知症で1日に複数回の安否確認が必要な人、1日に何度か排せつ手伝いが必要な人、自宅での生活に不安をもっている人、積み上げ式の利用料金が頭を痛めてる人などに定期巡回・随時対応型訪問介護看護事の利用の相談を待っている。問い合わせはホームヘルプサービスひまわりの園(電話:0256-94-7490)へ。

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