燕三条JCの石黒良行理事長が会見、今年度のスローガンは「義理、人情、浪花節」、合併の実現こそが使命、まちづくりのための人づくりを進める (2015.1.8)

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一般社団法人燕三条青年会議所(会員126人)の第19代理事長に就いた石黒良行さん(37)=医療法人社団桂杏会事務長=は1月の新年度スタートにあたって1月例会を前に7日、記者会見した。今年度のスローガンは「義理、人情、浪花節」。石黒理事長は「合併の実現こそが使命」であり、「まちづくりのための人づくり」を進めるとした。

記者会見する燕三条JC第19代理事長の石黒良行さん
記者会見する燕三条JC第19代理事長の石黒良行さん

石黒理事長は所信に込めた思いにについて、燕三条青年会議所は「(三条市と燕市の)合併を目指して設立された団体と考える。合併の実現こそが使命である」、市民の意識が変われば、行動も変わる、行動が変われば燕三条のまちも変わって市民が成長すれば町も成長し、「まちづくりのための人づくりが必要」と考えたと始めた。

スローガンの「義理、人情、浪花節」は、88年に燕三条JCの前身、三条JCの第22代理事長だった関本哲秀さんが好んで口にした、「人生浪花節」をテーマに全国を講演した林達夫さんの言葉。四半世紀をへてそれが燕三条JCのスローガンとなった。

組織は年度ごとに検討しており、今年度の委員会は、「燕三条の未来創造」、「燕三条発信」、「女性の力創造」、「燕三条徳育推進」、「会員拡大」、「オリエンテーション」、「広報渉外」、「人のつながり創造」の8つ。会員拡大と広報渉外以外は年度によって変わる。

石黒理事長はそれぞれの委員会について順に話した。「燕三条の未来創造」と「燕三条発信」のふたつの委員会のテーマは燕三条のまち。燕三条青年会議所の創始の理念である合併実現を市民から燕三条に希望をいだいてもらうことで実現しようとする委員会。燕三条の未来をデザインし、燕三条の未来のイメージを市民とともに共有。さらに燕三条の魅力を地域内外に発信し、その取り組みを市民、行政と協働して事業を展開する。

1月例会
1月例会

「女性の力創造」と「燕三条徳育推進」は、女性が活躍する社会への環境の変化を理解し、女性の可能性を広げ、女性の輝けるまち燕三条に希望を抱けるようにする。子どもたちは当たり前のことを当たり前にできる、そのために親は背中を見せることが当たり前にできるような道徳心にあふれる燕三条を目指す。

「会員拡大」と「オリエンテーション」は、組織の土台を担う委員会。新入会員を2013年度、2014年度に続いて40人を目標に拡大し、とくに燕市側と女性会員の拡大に力を入れる。3年連続の目標達成により会員の心に火が宿り、基本運動として2016年度以降、当たり前に行えるようになってほしいという思いで今年度も40人を掲げた。

「オリエンテーション」は未来の燕三条青年会議所を担う40人の新入会員を一人前の会員に育てる。燕三条青年会議所の創始の理念や伝統、ルール、義理、人情、浪花節をきちっとたたきこむ。

1月例会で加藤直前理事長から理事長バッジを石黒理事長へ
1月例会で加藤直前理事長から理事長バッジを石黒理事長へ

「広報渉外」と「人のつながり創造」は、一方的に情報を発信するのではなく、情報を聞いた市民にどうなってほしいかというねらいを定め、効果的な発信を戦略的に展開する。「人のつながり」は石黒理事長が「わたしのわがままで設置させていただいた委員会」。2年連続入会40人以上を達成したことで会員の3分の2が入会からキャリアが短い3年未満となった。

フレッシュなのはいいが、つながりが非常に薄くなっている。石黒理事長が入会した05年は、会員同士が家族的な付き合いを願った。そこで人とのつながりを育む心得としてスローガンに「義理、人情、浪花節」を掲げた。「義理堅く、人として行うべき正しい道を大切に人情に厚く思いやりの心にあふれる。理屈抜きの心意気である浪花節。そんな精神をもって行動することで互いに磨き合い、成長」することで人のつながりが生まれる。

「青年らしく、若者らしく、積極果敢に挑む姿勢で、思い切り良く運動を展開していく。市民一人ひとりが燕三条に夢をもっている。そんな希望にあふれるまち燕三条を必ずや創造してみせる」とした。

1月例会で会員に対して所信表明する石黒理事長
1月例会で会員に対して所信表明する石黒理事長

石黒理事長は、あらためて合併を大きく掲げた。記者からの質問で、03年に燕市で合併の賛否を問う住民投票が行われるまでの燕三条青年会議所は「直接的な合併運動」だったが、今年度は「今の時代に沿った目指し方」で、「燕三条というくくりに市民の皆さんから価値を見いだしてほしい。燕三条っていいね。燕三条ってわくわくするよねって思ってほしい。それが合併の気運を高めていくと考える」。

さらに「2年後には20周年も控えているので、合併の気運を高められれば」と、合併に向けた土壌をつくることであり、合併の旗を振るような活動ではないとした。

また、弥彦村長選の公開討論会を計画したが、立候補予定者2人のうち1人しか参加の意向を示さなかったことから、「36年ぶりの選挙だからわれわれも大いに盛り上げたいと思ったが、残念ながら開催に至らなかった」とした。

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