血液疾患患者に付き添う家族のための宿泊施設の畳の張り替え費用をクラウドファンディングで募集 (2015.2.13)

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骨髄バンクへのドナー登録を進めるNPO法人「骨髄バンク命のアサガオにいがた」(丹後まみこ会長・加茂市)は、1月に新潟市中央区にオープンした白血病などの血液疾患患者に付き添って看病する家族のための宿泊施設「セキネハウス」の畳を張り替え費用を調達するため、クラウドファンディングで支援を募集している。

NPO法人「骨髄バンク命のアサガオにいがた」がクラウドファンディング「READYFOR」で畳の張り替えの資金を調達するプロジェクトのページ
NPO法人「骨髄バンク命のアサガオにいがた」がクラウドファンディング「READYFOR」で畳の張り替えの資金を調達するプロジェクトのページ

クラウドファンディングの「READYFOR(レディーフォー)」を利用し、目標金額は36万円。プロジェクトのページは「血液疾患患者を支える家族が安らげるように宿泊施設の環境を整えたい!(高野由美子) - READYFOR?」。

これで調達した資金で3部屋の畳20枚の張り替えを行う。支援額は3千円、1万円、3万円の3種類。返礼として3千円はサンクスレター、1万円はそれに加えて命のアサガオの種と魚沼産コシヒカリ2kg、さらに3万円は1万円の内容で魚沼産コシヒカリが5kgとなる引き換え券を受け取る。

13日正午までに寄せられた支援は6人から合計7万6千円。目標金額を達成しないと資金調達は実施されない。

ことし1月にオープンしたセキネハウス
ことし1月にオープンしたセキネハウス

骨髄移植の手術は、子どもでは手術後、数十日を無菌室で過ごさなければならず、入院期間は数カ月に及ぶ。無菌室の間は、家族も無菌室へは入れず、病院で付き添うこともできないため、病院の近くに宿泊施設を借りることになるが、家族の負担は大きい。

同NPOは2013年9月に新潟市にある一軒家を家族を病気で亡くした遺族から寄付してもらった。それを「セキネハウス」と名付け、団体からの補助金も受けて家族向けの宿泊施設にリフォームしてオープン。人数にかかわらず1泊1,000円で宿泊でき、13日現在も利用している家族がある。

セキネハウスの室内
セキネハウスの室内

ただし、畳の傷みがひどいため、クラウドファンディグを利用して張り替えの資金を調達することにした。高野由美子副会長は「事業のPRにもなればとクラウドファンディングに取り組むことにしたが、始めた以上は目標を達成したい」と大勢の善意に期待している。問い合わせは同NPO事務局(電話:0256-46-0068)へ。

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