燕市の女子高校生の呼びかけから県内の高校生団体「NADO」が誕生 (2015.2.17)

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燕市の女子高校生の呼びかけから生まれた県内の高校生団体「NADO(ナド)」が15日、三条市で第3回ものがたりカフェを開き、交流した。

「みんくる」で開かれた県内の高校生団体「NADO」による第3回ものがたりカフェ
「みんくる」で開かれた県内の高校生団体「NADO」による第3回ものがたりカフェ

一ノ木戸商店街のみんなのまちの交流拠点「みんくる」で開き、9人で構成するNADOの運営メンバーを中心に男女5人ずつ、県内の高校に通う主に2年生が参加。自己紹介のあと、新潟の好きなことについてワークショップを行うなどして交流した。

「NADO」のロゴ
「NADO」のロゴ

通う高校は燕中等教育学校、新潟高校、長岡高専、国際情報高校など。大半が留学や帰国子女で海外生活経験がある。ドイツから帰国したばかりの人もいれば、翌々週にはイギリスへ向かうという人も。

高校卒業後は東京へ行きたいかと聞くと全員が迷わず手を上げたが、新潟に戻るかという質問には、1、2人が迷いながら手を上げ、今から将来の活躍が期待されるアクティブな生徒ばかりだ。

自己紹介する参加者
自己紹介する参加者

NADOの代表は、燕市に住む新潟高校2年の山後緑さん(18)。本来はなら3年生だが、アメリカに1年間、留学し、その間、休学した。県内の高校のディベートやプレゼンテーションの大会に一緒に出場した高校生に声をかけてNADOを組織した。名称は「Niigata ADOlescence」の略で“adolescence(アドレセンス)”は成人前のティーンエージや青年期を意味する。

日常的にはフェイスブックを利用してメンバー同士がつながる。交流の場として1月に初めて新潟市で「ものがたりカフェ」を開き、第2回は上越市で開催。今回で早くも第3回になり、県央会場として開いた。

代表の山後さん
代表の山後さん

山後さんは「別に新潟をこうしたいというものはない」と言う。「話し合いをして、いろんな議論をすれば高校生の意識が変わる。そうすれば周りの誰かが変わり、みんなが変わり、それが新潟の活性化につながるかもしれない」と、NADOの活動が波紋のように広がっていくことに期待する。

首都圏では高校生が学校の枠を超えて集う場や機会があるが、新潟にはない。「新潟の高校生は関東の高校生に比べて意識が低いのでは。盛り上げていかなければと思う」と山後さん。それが新潟でも高校生同士が交流できる団体をつくりたいと思うモチベーションになった。

「まだ、子どもかもしれないが、ちょっとでもみんなが新潟を好きになり、新潟に興味をもつきっかけにもなれば」とも願う。まだ会場などは詳しく決まっていないが、3月15日に県内の高校生を集め、なぜ新潟の高校生が関東へ行きたがるのか、なぜ新潟へ戻ってこないのかをグループに分かれてディスカッションするイベントの計画を進めている。

関連リンク
  • NADO(Facebookページ)(新しいウィンドウで開く)

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