県議選で3期目を目指す佐藤卓之氏の後援会が事務所開き、国政選挙の代理ではなく県と市と地元とのつなぎ役に (2015.2.22)

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4月の県議選に3選を目指して自民党公認で出馬する佐藤卓之氏(50)の講演会は22日午前9時から三条市塚野目、マリンコデラビルで事務所開きを行い、支持者ら約230人が集まって必勝を誓った。

県議選で3期目を目指す佐藤卓之氏の事務所開きでガンバローコール
県議選で3期目を目指す佐藤卓之氏の事務所開きでガンバローコール

佐藤雅夫後援会長はあいさつで、県央基幹病院の整備、石上大橋下流橋、嵐南地区の内水対策、国道8号の拡幅工事など、佐藤氏が取り組んでいる課題について話した。

「本人からあれをした、これをしたとひとつも聞いたことがないが、地域住民から佐藤さんのおかげだったという話を聞く」、「佐藤さんは三条地域においてなくてはならない人。実行力と行動力がすばらしい。三条市長とタイアップしながら、三条市をより良くしてくれれば、本当にすばらしいこと」と期待した。

佐藤雅夫後援会長
佐藤雅夫後援会長

県議選三条市選挙区は佐藤氏のリードが伝えられるが、「決して佐藤さんは大丈夫ではない。一票一票を大事にしてこの選挙を勝ち抜かなければならない。どうか皆さん、絶大なる支援と協力を今まで以上に佐藤さんに切にお願いする」と求めた。

来賓の国定勇人三条市長は、県議の能力、実行力はもちろん、どれだけの期間、県議に就いているかが、影響力という意味では県当局や関係者にかなり大きなものがあることをとくにこの2、3年、強く感じるとした。

国定勇人三条市長
国定勇人三条市長

三条市は7.13水害、7.29水害に見舞われた。市でも内水対策に取り組むが、根本的には県の協力が不可欠。佐藤氏は1期生のときから五十嵐川、刈谷田川の抜本改修と同時に県の立場で内水対策を最大限やっていかなければならないとずっと声を上げ、取り組みを進めてきた。

1期目は、なかなか県当局に届かなかったが、昨年、新通川の下流区間の改修の事業化が決定したことは1期目ではなしとげられなかった。ひとつひとつ功績を積み上げた佐藤氏だから県土木部も重い腰を上げた。「こうして期数を重ねていくことこそが、県央地域、三条市にとってよりすばらしい未来を切りひらいていく原動力になる」。

ことし秋に燕三条地域で開かれる全国産業観光フォーラも事実上、すべて佐藤氏がおぜん立てしてくれた。2期目を過ごした佐藤氏は全国に人脈を広げつつある確かな県議の一歩を着実に踏み始めている。ここで佐藤氏を落とすわけにはいかない。

佐藤氏は「まさに県政レベルにおけるこの地域にとっての宝」。「力強い支援をいただくことはもとより、こうした一歩一歩、確実に成長を進めている卓之さん、それが個人だけの成長にとどまらず、わたしたちのまち全体にプラスの評価を与え続けている卓之さんのために支援の輪を広げていただきたい」と願った。

森山昭市議会議長は、佐藤氏は「これからもまだまだ力をつけていくし、まだまだ頑張ってもらわなければだめ。選挙は水物。一瞬のすきが落選につながる。そういったこともあり、ぜひ、最後の最後まで佐藤さんを当選させるようお願いする」と求めた。

森山昭市議会議長
森山昭市議会議長

佐藤氏は決意表明を行った。「これだけ大勢の方にはお集まりいただいて、 これから本格的な選挙の準備活動に入れるということを本当にわたしは幸せ者だなと思っている」と頭を下げた。

初めて三条市議を辞して県議選に立候補した8年前、県政、市政、市民をつないで合併間もない三条市の新しい時代のスタートをさせてほしいと訴えた。具体的には水害のない地域をつくりたい、もうひとつが救急救命センターを運営する基幹病院の建設で、「わたしがつなげることで三条まちづくりを前進させる」と、4年前も同じことを訴えて8年間、続けてきた。

佐藤卓之氏の決意表明
佐藤卓之氏の決意表明

市、県、地元を一緒につないで事業計画をつくる新通川・島田川の内水検討会を立ち上げた。県と市が事業実施を前提につくった検討会は新潟県始まって以来だった。計画はできたいが、7.29水害で再び大きな被害を受けた。当時は民主党政権で公共事業費は非常に厳しかったが、計画は不十分と強く訴えた結果、あらためて計画をつくり直し、平成25年に事業が始まった。

しかし、昨年7月9日の豪雨で市内全域が被害を受けた。このままでは10年たってもだめで、県は5億円から6億円を準備して国に同額の予算を要求する緊急事業推進費の申請をあげた。結果、全国で20億円の国の緊急事業推進費のうち、新通川1本だけのために4億3,500万円を受けられることになった。

県は同額4億3,500万円を足して8億7,000万円となり、さらに翌日からの県の2月定例会の冒頭でさらに積み増しをし、新通川の770メートルの区間で川の中の幅を広げる工事をこれから1年半で行う。三条市は新通川に注ぐ排水路を整備する。

そこで「県と市と地元地域の人たちのつなぎ役として、この地域をもっともっと良くしていきたいと思い、3期目の挑戦の決意をさせていただいた」と出馬する結論に至った。

県央基幹病院について県は昨年8月、平成30年代のできるだけ早いうちに開設すると公表した。場所は国道8号から燕市側。三条市や加茂市からのアクセスは慢性的に渋滞する石上大橋1本に頼ることになり、救急車が遅れる。燕市の桜井甚一県議から場所を一日でも早く決めるために三条市と燕市が協力しようと言われたので、佐藤氏は石上大橋下流橋がどうしても必要なので燕市からも協力してほしいと求めた。昨年7月、さっそく国定市長に電話するとすぐに動いてくれ、秋の市長選で公約に掲げてくれた。

事務所開きに集まった支援者
事務所開きに集まった支援者

加茂市からの国道403号バイパス、三条北バイパスもようやく動き始めた。須戸のあたりまで買収が進んだ。加茂市に積んである土を三条側に移して地盤をかためるサーチャージ盛土が始まると、今度は須戸から塚野目に向かって買収が始まる。403号バイパスをどこにつなげるかだが、1年でも早く事業効果を出すには下流橋とセットになる。下流橋から大崎地区まで国道289号でつなげなければならないが、順番として403号と下流橋をセットにして動こうと国定市長が訴え、今、協力して動いている。

栄スマートインターチェンジは、1日2,000台の利用がある。国道8号まで三条市が都市計画道路を作ったが、国道8号から西鱈田、金子新田の千翔の交差点付近につながれば、野球場、下田、八十里越につながり、野球場から嵐南東地区、大崎地区まで栄スマートICを直結できる。大崎まで直結すると、下流橋からつながる道路、国道8号へ三条地域の環状道路ができ、渋滞解消や交通危険箇所の危険度を下げることにつながる。5年や10年ではできないが、「そのことをしっかりと訴え、実現に向けてひとつずつ仕事をしていきたい」。

初当選以来の8年間、中越沖地震、東日本大震災、7.29水害、リーマンショックもあったが、水害対策を中心に「ハード、ソフトにかかわらず地域の皆さまの困りごとをひとつひとつ解決してきたつもり」で「仕事をする県会議員としてこれからも頑張っていきたい」。

佐藤卓之氏の決意表明
佐藤卓之氏の決意表明

また、今回は三条市選挙区で定数2に佐藤氏を含む現職2人と民主党の新人1人が立候補を表明していることについて、それぞれ立候補予定者は、自民党と民主党が1議席ずつがバランスがいい、自民党2議席を守ると言っており、それぞれの政党の人が言うのは当然だ。

「わたし自身は少なくとも候補者たるものは、そういことは言ってはいけないと思っている。わたしは国政選挙の代理でこれから県会議員選挙に向かうわけではない。それを候補者本人がやってしまうと、政党のための選挙になり、市民不在の選挙になってしまうと思う。だからわたしはあくまでもひとりの仕事をする、つなぎ役、ひとつひとつ実現をしていく県会議員になりますという選挙をこれからやっていきたい思っている」とし、支援を願った。

このあと木菱晃栄選対委員長があいさつ、相田聡青年部三条地区部会長の温度でガンバローコールを行った。1時間余りで終わった。

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