難病で17歳で亡くなった燕市の岡村可奈子さんが作詞した曲『笑顔を忘れないで』を燕東小児童が地元合唱団と歌う (2015.2.27)

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燕市立燕東小学校(外山健蔵校長・児童273人)は23日、同校で「かけはし集会」を開き、難病のために17歳で亡くなった燕市の岡村可奈子さんが作詞した曲『笑顔を忘れないで』を地元の合唱団「コーロ・スプラウト」(田野正則代表)が演奏、児童と合唱した。

燕市立東小学校の「かけはし集会」で開かれた「かけはし集会」で『笑顔を忘れないで』を演奏する「コーロ・スプラウト」
燕市立東小学校の「かけはし集会」で開かれた「かけはし集会」で『笑顔を忘れないで』を演奏する「コーロ・スプラウト」

児童に『笑顔を忘れないで』に親しんでもらおうと、昨年は研究発表もあって休んだが、それ以外は2011年から毎年「かけはし集会」を開いている。最初の2年は燕地区更生保護女性会の会員などから『笑顔を忘れないで』を児童に指導してもらい、一昨年はプロの歌で聴いてもらおうと、地元燕市に住むソプラノ歌手、桜井綾さんが歌を披露した。

そしてことしは地元の合唱団コーロ・スプラウト。団員17人が参加し、はじめに岡村可奈子さんが難病で肝移植手術を受けた直後に17歳で亡くなった短い生涯を話したあと、コーロ・スプラウトがピアノ伴奏で『笑顔を忘れないで』を披露。団員は児童にとって祖父母の世代だが、声量の大きさに目を丸くし、大きな拍手を送った。

『大地讃頌』を演奏するコーロ・スプラウト
『大地讃頌』を演奏するコーロ・スプラウト

それから練習を兼ねて伴奏なしと団員で合唱。全員といっていい児童が曲を覚えていて、コーロ・スプラウトに負けない大きな声で歌った。続いて団員がばらばらに分かれて児童の間に入り、みんな一緒にピアノ伴奏で『笑顔を忘れないで』を歌って盛り上がり、最後にコーロ・スプラウトから『大地讃頌』の合唱を児童にプレゼントした。


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