平成27年度から新規事業として大河津分水路の改修に着手 (2015.4.10)

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国の平成27年度予算が9日に成立したのに伴って国道交通省関係の予算が公表された。信濃川河川事務所では新規事業として大河津分水路の改修に着手する。

流下能力が不足し、抜本的な改修が必要な大河津分水路
流下能力が不足し、抜本的な改修が必要な大河津分水路

平成27年度当初の河川改修にかかる予算は34億8,600万円、大河津分水路の改修にかかる予算は13億6,600万円。大河津分水路は信濃川の洪水から越後平野を守るため、大正11年(1922)に通水した延長約9kmの放水路だが、河口部は洪水を安全に流下させるための断面が不足している。

三条市が7.29水害に見舞われた平成23年7月洪水では、分水路直上流で計画高水位を超過し、危険な状態となった。また、分水路は建設から90年以上が経過して老朽化し、機能低下も顕著になっている。

大河津分水路
大河津分水路

大河津分水路より上流の信濃川中流部や千曲川をはじめ信濃川水系全体の洪水処理能力を向上させるため、最下流に位置する大河津分水路の改修に着手。課題となっている流下能力向上や河床の安定、老朽化施設の対策として、河口山地部掘削、低水路拡幅、第二床固の改築を実施。これにより洪水時の水位が低下し、浸水被害の防止が図られる。

さらに県央地域の関係では、平成23年7月新潟・福島豪雨出水で信濃川下流が田上町保明新田から五十嵐川合流点までの区間で計画高水位を超過したことなどから、新潟市の関屋分水路地区と加茂市の山島新田地区で信濃川の可道掘削を行う。

このほかの北陸地方整備局関係予算では、三条市の善久寺交差点で右折レーンが未整備なため、右折待ち車両への追突事故が多発しているため、右折レーン設置による追突事故を防止しと、あわせて車道拡幅に伴う地下横断歩道の設置で通学児童をはじめ歩行者の安全確保を行っているが、27年度は引き続き工事を推進し、年度内に完成させる。

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