スノーピーク本社の「雪峰祭 2015 春」、雨が残っても大勢の来場者でにぎわう (2015.6.6)

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アウトドアブランドのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は6、7の2日間、同社の全国の直営店とスノーピークストアで恒例の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい)2015 春」を開いている。三条市の本社では、初日6日は昼過ぎまで雨が残ったが大勢の来場者でにぎわった。

 三条市のスノーピーク本社で開かれている「雪峰祭 2015 春」、鼓童文化財団による太鼓のワークショップ
三条市のスノーピーク本社で開かれている「雪峰祭 2015 春」、鼓童文化財団による太鼓のワークショップ

本社ではファクトリーアウトレットの販売もあり、午前9時のスタート時はいつも通り来場者が行列をつくる人気だった。販売関係では、B級品抽選販売や2日間とも1セット限りの抽選販売。イベントは六角凧作りやオリジナル風船、シャボン玉遊び、岩を登る「ボルダリング」体験、鼓童文化財団協賛で太鼓のワークショップとめじろ押しだ。

 大勢の来場者でにぎわいキャンプフィールドにはずらりとテントが並ぶ
大勢の来場者でにぎわいキャンプフィールドにはずらりとテントが並ぶ

飲食は、雪峰祭おにぎりときのこ汁を数量限定で無料でふるまうほか、もちつきとついたもちのふるまい、屋上からもちまきなど1日たっぷり楽しめる内容。もちつきには山井社長も雪峰祭のオリジナルはっぴを着て率先してきねを振り、鼓童文化財団の太鼓のリズムで盛り上げた。

雪峰祭は春と秋の年2回。県外からの来場が多く、キャンプフィールドの予約も早々に定員に達した。早くから雪峰祭への参加を計画しているので、天気が悪いからといって参加をやめる人は少ない。

もちつきで自らきねをふるう山井社長
もちつきで自らきねをふるう山井社長

北海道札幌市に住み、コンピューター関連の会社で働く44歳の男性は妻と、小学校1年生の長男と3人で訪れた。以前に一度、ビジネス関連のイベントでスノーピーク本社を訪れたことがあり、今回が2度目。東京出張の予定にあわせてその前にひとりで雪峰祭に参加を考えていたところ家族も一緒に行きたいとなり、2日前の夜9時に苫小牧からカーフェリーで翌日早朝に青森県八戸へ。高速道路を使って前日昼にスノーピークに到着し、キャンプ場で1泊して雪峰祭を迎えた。

ボルダリング体験
ボルダリング体験

この日も泊まって翌日は家族は飛行機で帰り、自身はそのまま東京出張へという計画。「北海道にもキャンプ場は多いが、イベントはあまりなく、お祭り好きなので楽しい」と長旅の疲れを雪峰祭でいやし、吹き飛ばしていた。

翌7日の雪峰祭は午前9時から午後3時までで、山井社長も参加してユーザー、来場者と交流する。

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