富岡産業が「うす型置き畳」9枚を三条おやこ劇場に寄付 (2015.8.24)

畳メーカーの株式会社富岡産業（衣川昇代表取締役・三条市鶴田）は、三条おやこ劇場（兼古和枝理事長・会員20人）に同社の半畳サイズの「うす型置き畳」9枚を寄付し、23日、その目録を贈った。

富岡産業インテリア事業部の丸山部長(左)から三条おやこ劇場の兼古理事長に寄付した「うす型置き畳」9枚の目録を手綿す

寄付した畳は、縦横82センチの真四角で、厚さは一般的な畳が60ミリのところ、その半分以下の27ミリ。薄くて軽く女性でも簡単に運べる。畳表はイグサより取り扱い簡単で丈夫な和紙を使ってある。畳のへりにはカラフルな水玉模様がプリントされている。

三条おやこ劇場が、託児コーナーや親子スペースづくりに適当な敷物を探していると知り、寄付を申し出た。三条おやこ劇場では、寄付を受けた9枚では少ないので16枚を追加で購入。計25枚をそろえ、12畳半分の畳のスペースを確保できることになった。

続く「みんくる」での「ラララのコンサート」はさっそく寄付を受けた畳に座って鑑賞

三条おやこ劇場が、23日午前10時半から三条市・一ノ木戸商店街の「みんくる」で開いた「ラララのコンサート」の開演前に目録の贈呈式を行った。さっそく寄付を受けた畳を含む25枚の畳をみんくるの床板の上に敷いて来場者した親子に座ってもらい、富岡産業インテリア事業部の丸山研司部長から兼古理事長に目録を贈呈した。

丸山部長は「ここに集う子どもたちが、この畳の上で母に抱かれて心地良く、すばらしい音楽を鑑賞した日のことを良き思い出として心の片隅に留めていただければ幸い」と話した。