日本JC新潟ブロック協議会のコンサートに三条市のシンガー佐藤ひらりさんと第二中、一ノ木戸小有志が出演 (2015.9.11)

公益社団法人日本青年会議所北信越地区新潟ブロック協議会は、12日午前11時から新潟市・白根学習館で「未来へつなぐプロジェクト〜音楽のちから〜響和〜harmony〜コンサート」を開き、三条市出身シンガーソングライター佐藤ひらりさんが歌声を披露するとともに、三条市立第二中学校と一ノ木戸小学校有志も合唱で参加する。

コンサートは、定員400人で入場無料。午前10時半開場で11時開演。佐藤ひらりさんが、オリジナル曲『未来』など6曲を披露したあと、中学生と小学生との合唱で『未来へつなぐメッセージ』を歌う。

未来へつなぐプロジェクトは、東日本大震災からの真の復興がなされる日まで被災地に心を寄せる支援体制を整えて、人と人がつながる支援を進め、被災地、日本の復興という「未来の地図」を描いていこうという2014年にスタートした日本青年会議所のプロジェクト。

東日本大震災からの復興を成し遂げるために、一過性の発進だけではなく、時代を超えても色あせることのない「音楽のちから」を活用。歌に思いを込めて、歌唱し続けることで次世代へ歌いつむいでいく。

さらに、プロジェクトの推進によって「夢と希望のちから」を世界中の子どもたちにメッセージとして伝えていこうというもので、趣旨に賛同した芸能事務所、エイベックスマネジメント株式会社の多胡邦夫さんが合唱曲『未来へつなぐメッセージ』を制作。歌手のMay.Jさんをはじめ各地で歌われている。

県内での取り組みは今回が初めて。東日本大震災の避難所での慰問コンサートやあしなが育英会を通じてチャリティなどを行う佐藤ひらりさんに新潟県の推進パートナーとしての協力を要請し、コンサートを開催。

趣旨に賛同したひらりさん側が、以前にコンサートで訪れた小中一貫教育の第二中学校と一ノ木戸小学校に呼びかけて、中学3年生13人と小学1年生から4年生の7人の計21人の児童生徒が合唱で出演する。

本番を前に9日、第二中学校で合唱の合同練習を行った。第二中学校3年生の野島萌々さんは、「今はつらいこともあるけど未来へ向かって頑張っていこう、そういうメッセージを伝えたい」と話し、ひらりさんと初めて一緒に歌い「本番がとても楽しみになりました」。

ひらりさんは「すごく緊張しています」と話したが、「皆さんの力強い歌声で私も頑張ることができそうです」と同世代との共演を楽しみにしていた。

関連リンク

• 佐藤英里(ひらり)オフィシャルサイト（新しいウィンドウで開く）
• 未来へつなぐプロジェクト（新しいウィンドウで開く）