大規模な浸水被害の茨城県で活動した緊急消防援助隊新潟県大隊の後方支援活動を行った三条市消防本部隊員が帰着 (2015.9.17)

台風18号の影響で鬼怒川決壊など大規模な浸水被害を受けた茨城県で活動した緊急消防援助隊新潟県大隊は15日に活動を終わり、同隊で救助活動を行う隊員の後方支援活動を行った三条市消防本部隊員も15日夜、帰着した。

三条市消防本部で帰着した支援車から資機材を降ろしたり、整備をしたりする職員

新潟県大隊は、11日から15日まで茨城県常総市で検索救助活動を行い、延べ24隊の104隊員が活動し、22件で27人を救助、5件で6人を救急搬送した。

15日に消防長長官が新潟県大隊の引き揚げを決めたのを受けて活動を終了。午後3時にベースキャンプの取手市を出発し、午後7時44分に土樽サービスエリアで県大隊の解散式を行った。

三条市消防本部の部隊は、隊員5人が総務省から貸与されている後方支援車で活動し、取手市のベースキャンプにおいて救助活動を行う隊員の衣食住などの支援活動を行った。

11日から2泊3日の1次隊、13日に交代した2次隊5人の計10人が活動し、15日午後9時24分に三条市の同本部に戻った。