老朽化に伴って新築した三条信用金庫の古城町支店が完成。13日の新装開店を前に1日、新築の同支店で竣工式を行い、完成を祝った。
午前11時からの神事、続いて竣工式を開き、西潟精一理事長から新店舗の完成に尽力した株式会社小林設計事務所と清水建設株式会社に感謝状を贈呈した。また、設計施工業社から同信用金庫に記念品贈呈が行われた。
西潟理事長はあいさつで、工事関係者に感謝の言葉を伝え、近隣住民や利用者に不便と迷惑をかけたことをわびるとともに感謝し、無事に竣工したことを喜んだ。
また、古城町支店のこの場所は、約400年前の三条城の本丸跡にあたることがわかり、店舗入り口にそれを証明する文政6年(1825)に描かれた「古城田畑絵図面」の複製を展示。駐車場入り口には、「三条城本丸跡」と記した標柱を設置したことも紹介した。
新しい店舗は、解体した旧店舗跡に建設。鉄骨平屋建てで延べ床面積は122平方メートル、敷地全体は旧店舗より20%ほど広い480平方メートル。年中無休のATM1台を設置した。店舗に隣接した駐車場は5台分を確保した。
仮店舗での営業は9日で終わり、10、11、12の3日間で引越し作業を行い、翌13日から新店舗で営業する。その初日13日は、午前9時からテープカットを行ってオープン。13、14の2日間は開店記念イベントとして午前9時から午後3時まで来店者に6個入りのタマゴをプレゼントし、予定数がなくなったら終わる。
ほかにも7日から14日まで新規定期預金30万円以上など指定の契約でボックスティッシュをプレゼントする「ご契約プレゼント」も行う。