はたこうしろう絵本原画展、『なつのいちにち』と『ぼくはうちゅうじん』の絵本原画を展示 (2015.10.5)

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絵本作家でイラストレーター、はたこうしろうさんの絵本原画展が5日から12日まで燕市役所つばめホールで開かれており、『なつのいちにち』と『ぼくはうちゅうじん』も2冊の絵本の原画18点ずつを展示している。

つばめホールで開かれているはたこうしろう絵本原画展
つばめホールで開かれているはたこうしろう絵本原画展

『なつのいちにち』(偕成社)は、はたさんが絵も文も担当した初めてのオリジナル創作絵本で、2004年発刊。暑い夏の日、捕虫網を手にクワガタのいる山を目指す少年を、青空と海、田んぼの緑、強い日差しが印象的な作品に仕上げている。

地面や水面からの見上げた視点や逆にトリの目の高さから見下ろした視点を駆使し、ダイナミックな躍動感を表現。背景の色でにおいを感じさせたり、背景を段階的に暗くして青空が雨雲に変わるようすを間接的に見せたりと、作品が生まれるまでにさまざまな思考のプロセルがある。

 つばめホールで開かれているはたこうしろう絵本原画展
つばめホールで開かれているはたこうしろう絵本原画展

『ぼくはうちゅうじん』(アリス館)は、燕市でもおなじみの絵本作家、中川ひろたかさん作、はたさんが絵を描いた絵本。作品のなかにはたくさんの星が描かれている。はたさんは「描いていて一番きれいだなあ、と思った星は地球だ。」、「この星をべつの星の宇宙人にじまんしたくなった。」と書いている。

初日5日は夕方になると保育所や学校からの帰る子どもたちが保護者と一緒に訪れてにぎわった。子どもたちのために座って本を読めるスペースを設け、昆虫などを折った折り紙をひとり1個、持ち帰ることができる。

会場入り口前に『なつのいちにち』に登場する少年の等身大パネル
会場入り口前に『なつのいちにち』に登場する少年の等身大パネル

会場入り口には『なつのいちにち』に登場する少年を拡大した等身大パネルや捕虫網を並べ、一緒に記念撮影できるようにしてある。

はたさんは1963年、兵庫県西宮市生まれ。絵本のほかに挿画、イラスト、ブックデザインも数多く手がけ、『あしたあさってしあさって』と『ぼくはうちゅうじん』は今年度の青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選出されている。

前日4日は市役所ではたさんが講演し、約50人が参加。作品展会場で作品解説も行っている。毎日午前10時から午後5時まで開場、入場無料。

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