1年の締めくくり、最大規模の10月の三条マルシェが、12日午前10時から午後3時まで三条市のメーンストリートなど延長約2キロ歩行者天国にして開かれる。
三条市の中央商店街、一ノ木戸商店街、本寺小路などを歩行者天国にし、さらに三条別院境内も会場に開かれる。そこに初出店25を含む154店が出店する。昨年の165店を下回るが、昨年は6万6千人が来場している。
三条別院境内には、23の交流出店があり、県内からは魚沼きのこ汁やアユの塩焼き、ぎんなんアイスクリーム、県外からは福島県南相馬市の特産品をはじめ、福島県喜多方市の喜多方ラーメン、石川県七尾市の焼きカキ、東京都小金井市の彫金アクセサリー、佐賀県武雄市のイノシシ肉など各地の名物が並ぶ。
三条商業高校が一ノ木戸エリアに出店する。恒例の商業クラブによるいかパン屋に加えて3年1組の生徒が授業の一環として7つの店を開く。前回の三条マルシェにも出店したビアン・ポポロとのコラボでスイーツ、缶バッジを売る店のほか、たい夢とコラボの創作たい焼き、かつぼ屋とコラボのあんころもち、ル・パティシエ・マルコとコラボのぽっぽ焼きの生地にクリームをはさんだスイーツ「ふくふく」、ガートーベニヤとコラボの笹団子風アイス、フリーペーを販売、あるいは配布する。
また、新潟県央工業高校もいつものアクリル板のネームプレートの製作と鎚起銅器の風鈴の販売に加え、建設部が木工の組み立てパズルを販売する。中央商店街のエリアでは、三条市の起業塾「ポンテキア」の受講生による8店が出店。昭栄エリアでは三条市で初めての三十路式のPRも。一ノ木戸エリアでは子どもフリーマーケットもあり、20のテントに40店が出店する。
ステージイベントは三条別院境内と昭栄大橋下、三条信用金庫一ノ木戸支店前の3カ所で行い、三条信用金庫一ノ木戸支店前では武雄市による、おしくらマンとじゃんけん大会、美味暮(おしくら)まんじゅう大会が行われる。
三条別院では、午後1時10分からジオ・ワールドビップによる人前結婚式のマルシェ婚が行われる。中央商店街では午前10時半からと午後1時からそれぞれ1時間の2回、オープンマイクを行い、飛び入り歓迎。三条マルシェ来場者が90万人突破が確実で、三条別院でその記念イベントも行う。
ことしの三条マルシェでずっと行ってきたクイズを解く「まちなかクエスト」は今回が最終回。午前10時半から参加者を受け付け、5月からの三条マルシェですべてクリアした人には究極の宝物をプレゼントする。
三条マルシェなどで使える500円券が6枚つづりになって販売価格2,500円、500円分がプレミアムとなる商品券「ひめさゆり商品券」の販売も行う。
いつものように三条市役所と三条地域振興局に開設する臨時駐車場から会場までの無料シャトルバスを運行するのに加え、今回は栄庁舎、下田庁舎のそれぞれと会場を結ぶ無料シャトルバスを運行する。また、三条マルシェにあわせてパルム公園では第15回ヤマタノオロチ伝説祭りが開かれる。