燕三条青年会議所(石黒良行理事長)は10日、燕三条地場産業振興センターで小学生から燕三条の魅力を体験してもらう「つばさんキッズフェスタ」を開き、12の展示・体験ブースに参加してもらった。
昨年に続いて開いたもので、昨年は職業体験を主体にしたが、今回は幅を広げて燕三条の産業、伝統文化、観光、農業、食の5つのキーワードを体感してもらった。
昨年より出足は鈍かったが、昨年はあちこちで順番待ちの行列ができたのに対し、ことしは運営が慣れ、体験の内容も待ち時間が長くならないように工夫したこともあり、スムーズに流れた。
磨き体験では、わざとスプーンに引っかき傷をつけてから、グラインダーで回転するバフにスプーンを押し当てて傷を消し、鏡面に仕上げた。子どもたちの目は真剣そのもので、「すごーい!、ぴっかぴか!」と自分の技に感激。磨いたスプーンに「ちょっとあったかい」と摩擦で熱をもつことも体験し、指導者に「きょうはカレーかシチューだね」と冷やかされていた。