17日から21日までの5日間、三条市体育文化センターで開かれる第11回三条市美術展(市展)を前に、初日17日の開場式イベントを書道パフォーマンスを行う三条東高校書道部は前日16日、会場でリハーサルを行った。
書道パフォーマンスを行うのは書道部の1、2年生20人。「三条よさこい凧ばやし」など3曲にあわせ、それぞれ歌詞を大きな紙にみんなで書く。書いていない部員も踊ったり、鳴子を鳴らしたりして盛り上げる。
会場は2階の剣道場。壁の看板は、書道部顧問の金子達雄教諭が筆で書いた。金子教諭は部員に笑顔で大きな声を出すよう求め、部員は墨をつけない筆を使ってパフォーマンスを繰り返して段取りなどを確認した。
3曲とも学校の文化祭や三条夏まつりで行って慣れている。新部長の2年生小沢陽佳さん=五泉市=は、「完成作品の書と部員一人ひとりの書く姿に出る個性の違いも楽しんでほしい」と話している。
リハーサルをは制服で行ったが、本番ははかまを着る。午前9時から行い、その後、会場入り口までオープニングのテープカットなどを行う。だれでも見学できるので、来場を呼びかけている。
また、16日は市展の作品とあわせて展示する「わくわく文化未来塾」の生け花とアレンジメントの作品制作も行われた。主に小中学生が受講する伝統文化を中心とした教室で毎年、市展とあわせて通路などに展示している。今回は陶芸クラブ、レッツ書道、楽しい書、草月流いけばな教室、フラワーアレンジメント教室の作品合わせて約100点を展示する。