裏館小への統廃合に関する三条小保護者に対する説明会は出席ゼロで説明会を拒否 (2015.10.20)

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平成29年3月で三条小学校を閉校し、裏館小学校に吸収統合する方針を決めた三条市教育委員会は18日、三条小学校でPTAを対象に統廃合に関する保護者説明会を開こうとしたが、「説明会」ではなく「話し合い」をしたいとして説明会拒否の姿勢を示していた同PTAの参加者は1人もなく、開催には至らなかった。

三条小の統廃合の説明会に反対し、三条小体育館にメッセージを掲示する三条小の保護者
三条小の統廃合の説明会に反対し、三条小体育館にメッセージを掲示する三条小の保護者

この日は、三条小学校の文化祭で、会場の体育館はバザーが行われていた。その後片付けが終わり、バザー関係の保護者など誰もいなくなった午後3時半ころから、イスを並べたりして開催準備を行い、教育委員会は、長谷川正二教育長はじめ、教育部長、教育総務部長などが同校を訪れていた。

説明会の開催を拒否する姿勢だったPTAは、体育館の壁に「結果ありきの吸収統合。唐突に決定し、保護者には報道後、説明。一方的な『説明会』ではなく、教育委員5名との話し合いを求めます。市議会議員の皆さま良識ある判断をお願いします。『三条小をなくさないで』こんな願い事を子どもたちに書かせてはいけないのです。(保護者一同)』と大きな横断幕を掲示し、バザー終了後にも「一方的な説明会NO」、「耐震結果に問題あり?!」などの横断幕をメッセージとして掲示した。

そのなかで開催予定の午後3時を1時間以上経過ても来場者はなく、4時15分過ぎから準備したイスなどを撤収、中止した。長谷川教育長は、「参加いただけなかったのは残念だが、今後も保護者にていねいに説明してまいりたい」とした。

ひとりの出席もなかった会場
ひとりの出席もなかった会場

三条小学校PTA(原田大助会長)は、市教委から説明会開催の案内を受けた時点で、“説明会”は結果の報告という意味合いが強く「説明会ではなく、話し合いをしたい」として開催趣旨の変更を求めたが、市教委は要望を受け入れずに、全保護者あてに直接、説明会開催の案内文を郵送したと言う。

これを受けて、同PTAは13日に臨時PTA総会を開き、保護者70世帯余りのうち約50人が参加し、説明会開催について拒否することを決め、市教委に通知した。

同PTAは報道各社に配信した文書で、「統廃合については、市教委は『保護者や地域の理解を得ながら進めていく』としていながら、唐突に当校の閉校を決めました。当PTAでは、この対応についてまったく納得しておらず、今後も事務方の教育委員会の職員とではなく、あくまで教育委員の方々と話し合いをしたい考えでいます」としていた。

市教委は、今後の保護者への対応を検討するが、20日と25日にも同校で開く住民に向けた統廃合の説明会は予定通り行う。


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