5日から真宗大谷派三条別院でお取り越し報恩講、著名な2氏を招いて節談説教と法話、親鸞聖人讃仰講演会の講演録を発売 (2015.11.4)

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真宗大谷派三条別院(池守章輪番・三条市本町2)は5日から8日までの4日間、宗祖親鸞(しんらん)の祥月命日に向けた法要、お取り越し報恩講を行い、今回は宗門で著名な2氏を招いて節談(ふしだん)説教と法話を行う。

お取り越し報恩講のちらし、写真左が節談説教を行う祖父江佳乃氏、右が法話を行う一楽真氏
お取り越し報恩講のちらし、写真左が節談説教を行う祖父江佳乃氏、右が法話を行う一楽真氏

お取り越し報恩講は、5日午前11時からのお待ち受け音楽法要で始まる。音楽法要はことし5月の七百五十回御遠忌法要で行ったのと同様のもので、100人近くの門徒で編成するコーラス隊が仏教讃歌を歌い、法要を行う。

5日午後2時からの初逮夜法要から最終日5日午前10時から結願日中法要まで、晨朝、日中、逮夜と日に3回の法要を行う。

5日と6日のそれぞれ午後1時から祖父江佳乃氏が節談説教、7日午後1時からと3時半から、8日の午前11時55分から一楽真氏が法話を行う。祖父江氏は愛知県・名古屋教区有隣寺住職で、言葉に節をつけ、洗練された声とジェスチャーで演技的表出をとりながら聴衆の感覚に訴える詩的で劇的な“情念”の説教を行う“節談説教仕”として全国で布教を行っている。

5日からお取り越し報恩講が行われる三条別院本堂
5日からお取り越し報恩講が行われる三条別院本堂

一楽氏は石川県・小松教区宗圓寺住職で、大谷大学文学部真宗学科教授。仏教はどのような生き方を人間に開くのか、それを親鸞の生涯と思想を通して研究し、全国で布教を行っている。著書に『真宗入門 親鸞聖人に学ぶ』(東本願寺)、『この世を生きる念仏の教え』(同)、『大無量寿経講義-尊者阿難、座より起ち-』(文栄堂)などがある。

5日と6日は午後2時から逮夜法要に続いて第三代覚如上人が親鸞聖人の生涯をまとめた「御伝鈔(ごでんしょう)」を上巻と下巻に分けて拝読し、合わせてスライドも見られる。

7日は午後2時からの結願逮夜法要のあと本願寺八代蓮如上人が親鸞聖人の生涯と報恩講の心得を説いた「御俗姓(ごぞくしょう)」を拝読、6日と7日は午前10時からの日中法要のあと、“おかみそり”を受けて法名を頂戴して仏弟子として生きてゆく儀式「帰敬式(ききょうしき)」も行う。

お取り越し報恩講で発売する親鸞聖人讃仰講演会の講演録
お取り越し報恩講で発売する親鸞聖人讃仰講演会の講演録

また、親鸞聖人讃仰講演会の講演録を発売する。三条教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要に向けて昨年11月からことし4月まで毎月、計6回行った講演会の内容を文字起こしして1冊ずつに収録したもので、6冊セット1,000円で販売。昨年、地元の和菓子店「つるがや」とのコラボレーションした菓子「なむの里」(850円)や業者による仏具の販売の行う。

親鸞の入滅は11月28日。真宗大谷派本山では、毎年11月21日から28日まで御正忌(ごしょうき)報恩講が行われる。本山以外の別院や寺はそれと日をずらして行われ、繰り上げて行うことからお取り越し報恩講と呼ばれ、三条別院では毎年5日から8日まで行っている。

この4日間は参道で臨時市が開かれ、露店が並び、大勢の地元の人たちでにぎわう。三条別院にとっての年中行事であるだけでなく、地元にとっても大切に年中行事だ。お斉の受け付けは終わっているが、それ以外の法要は当日でも参加を受け付けるので、この機会に足を運んでテーマである「親鸞さんにあおう」と呼びかけている。日程は次の図の通り。

三条別院のお取り越し報恩講の日程
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