21日に日本鍛冶学会第4回大会、ワークショップ「親子体験教室」の参加者募集 (2015.11.12)

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日本鍛冶学会の第4回大会が21日午後1時半から三条市・三条ものづくり学校で開かれ、実行委員会(須佐直樹実行委員長)では、そのなかで行うワークショップ「親子体験教室」の参加者を募集している。

日本鍛冶学会第4回大会のポスター
日本鍛冶学会第4回大会のポスター

ワークショップは午後3時半から行われる。「道具の作り手と使い手をつなぐ」をテーマに三条が誇る伝統的鍛冶製品の選び方、使い方、メンテナンスの仕方を直接、製造業者に教わり、道具の正しい使い方を体験する。

今回は自分で作ったタケばしで豚汁を食べる。三条木工組合の指導でのこぎりを使ってタケを切り比べ、株式会社相田合同工場の指導で切ったタケを片刃と両刃で割り比べしてタケばしを作る。

山谷産業と義平刃物の指導で包丁の研ぎ方を習う。家庭で使っている包丁を持参してもいい。研いだ包丁でネギを切り、切ったネギを用意しておいた豚汁に載せて食べる。この流れとは別に株式会社須佐製作所の指導で玄翁(げんのう)で実際に釘を打つ体験をして1時間で終わる。参加は無料だが、保険代100円が必要。

日本鍛冶学会第4回大会のポスター
日本鍛冶学会第4回大会のポスター

三条市の産業の礎を築いた「鍛冶」を単なる伝統として守るだけでなく、産業としてより発展させようと、福井県越前市、兵庫県三木市、鋳物の富山県高岡市などの他産地や道具の使い手と産業振興の課題について学び合おうと、2012年に日本鍛冶学会が発足。その年から毎年、大会を開いている。

今回は開会式のあと、午後2時から東京大学の井上雅文准教授が基調講演を行う。テーマは「木の魅力・体力・底力 地球環境に貢献する木材利用〜鍛冶産業とともに生きる〜」。井上准教授は1963年に奈良県で生まれ、京大農学研究科博士課程を林産工学専攻を修了し、「木材の横圧縮大変形の永久固定」で博士学位を授与された。日本学術振興会特別研究員から、京都大学木質科学研究所助手、アジア生物資源環境研究センター助教授をへて06年から東大准教授に就いている。

 10社が制作した「トリセツムービー」のDVD
10社が制作した「トリセツムービー」のDVD

ワークショップのあと、3時45分から分科会「トリセツムービー」と「トリセツ」の解説を行う。ことし4月に経産省が発表した「流通事業者マーチャンダイザー・バイヤー向け製品安全チェックリスト」取扱説明書の適正性の評価項目例にのっとって今年度、制作した市内10社の取扱説明書の映像版「トリセツムービー」に取り組んだ。その効果的な活用方法と「トリセツ」の関連性をテーマに地場産業に即していく方法をわかりやすく解説する。また、制作したムービーは大会の間ずっと正面玄関エントランスで上映する。

昨年は約250人の来場があった。ことしは昨年の三条市中央公民館と三条小学校を使った会場から三条ものづくり学校に狭くなったこともあり、約200人の来場を見込んでいる。ワークショップの申し込みや問い合わせは日本鍛冶学会事務局の三条市経済部商工課(電話:0256-34-5511・内線212)へ。

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