初めての「つばめ空き地フェス」は小雨でも予想以上のにぎわいに (2015.11.16)

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燕市燕地区の宮町商店街の中心にある戸隠神社を拠点とした市民活動「プロジェクト“市”」(山崎樹代表)は、15日夕方から夜にかけて戸隠神社そばの旧高橋書店跡地の空き地で「つばめ空き地フェス Spot1」を開き、小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず地元の人たちでにぎわった。

「プロジェクト“市”」が旧高橋書店跡地の空き地で開いた「つばめ空き地フェス Spot1」のにぎわい
「プロジェクト“市”」が旧高橋書店跡地の空き地で開いた「つばめ空き地フェス Spot1」のにぎわい

旧高橋書店の建物は今年度、燕市で初めて公費による空き家の解体工事が行われてさら地になった。土地と建物を買い取った燕市にその跡地約350平方メートルを借りて初めて開いた。

プロジェクトのスタッフをはじめ、地元の飲食店などが協力して5つの屋台が店開きし、地元にちなんだデザインのスタンプを押して作るオリジナルトートバッグのワークショップも行った。

小雨が降ったりやんだりで出足が鈍るのは覚悟していたが、近所の人たちが切れ目なく訪れて予想外のにぎわいに。食べ物を買う順番を待つ人の行列ができることもあった。完売する商品もあり、スタッフが用意した焼きそば100人前も完売確実の売れ行き。毎月、開いてほしいと話す人もあり、大好評だった。

商店街にすっぽりと空いた高橋書店跡の空き地
商店街にすっぽりと空いた高橋書店跡の空き地

今回の企画の発起人は、地元の宮町に住む金型製造業清水守之さん(28)。木場小路万灯組のメンバーでもあり、仲間を誘って計画を始めてからわずか2週間ほどで実現した。「想定した以上に人が出てくれて、人のつながりを感じる」と喜び、「まちの皆さんの町内に対する思いの強さも感じ、次回はもうちょっとPRも力を入れたい」と話した。

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