YouTubeに投稿した燕市PR動画「新潟県燕市 ダーツの旅」が大人気 (2015.12.14)

取材依頼・情報提供はこちら

バラエティー番組「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」の「日本列島 ダーツの旅」で弥彦村に取材した回が放送されたばかりだが、それを完コピした燕市のPR動画「新潟県燕市 ダーツの旅」がYouTubeに投稿され、大人気だ。

 「新潟県燕市 ダーツの旅」を制作する燕市地域振興課のスタッフ、カメラマンの荒木主任(左)、ナレーションの河合主任(中前)、出演の伊藤主任(中後)、佐野主事(右)
「新潟県燕市 ダーツの旅」を制作する燕市地域振興課のスタッフ、カメラマンの荒木主任(左)、ナレーションの河合主任(中前)、出演の伊藤主任(中後)、佐野主事(右)

番組では所ジョージさんが日本地図にダーツの矢を投げ、当たった地域に取材ディレクターが出掛けてそこの住む人たちにアポなしで取材する。燕市もそのスタイルを借りて9月18日に燕地区の灰方編、12月5日に吉田地区の粟生津編をYouTubeにアップした。

灰方編はアップして視聴数が約2,500回に達したところで編集の必要がでたため、いったん削除して再度アップした。10日に動画を紹介するサイト「話題の動画」に「完成度高い!所さんの「ダーツの旅」を完コピした地方PR動画」として紹介されると一気に軽く1万回超す視聴回数を稼ぎ、14日には1万3,000回を突破。削除前と合わせると1万5,000回にも達したことになる。

灰方編

粟生津編は14日までに前編が1,400回を超え、後編はまもなく1,000回に達するところだ。

出演は東京ヤクルトスワローズの「つば九郎」を思わせる体格の佐野大輔主事と、本物のつば九郎のアテンド役が仕事だった経験のある神奈川県出身で地域おこし協力隊員の伊藤正嗣主任。ふたりとも移住定住の促進の担当でもある。ナレーションはつばめ若者会議を事務局として引っ張るイケメンの河合健主任が務める。

そして今春、全国広報コンクール映像の部で燕市が最高賞の総務大臣賞・特選をとる立役者となった広報担当、荒木巧主任がプロデューサー、ディレクター、カメラマンを担当するという最強の布陣だ。

粟生津編 前編
粟生津編 後編

灰方編は鈴木力市長、粟生津編は燕市PR大使のフルート奏者、本宮宏美さんがおもちゃの矢を放って行き先を決め、本家の「第一村人」ならぬ「第一市民発見」で始まる。

灰方編は14分42秒の動画で、真学園、燕中等教育学校、商店、市民、パン店などを紹介し、燕中等教育学校は生徒がリポーター役も務める。

粟生津編は前編10分50秒と後編12分42秒の2本の動画に分けて投稿。駅、史料館、郵便局、小学校、学校給食センター、理容店などの施設とともに、住民の結束が強い地域であることを紹介する。

ハイライトは避難用具「オリロー」の製造で知られる松本機工株式会社で、試験塔での避難用緩降機による降下体験。136キロまでの耐荷重に立派な体格の佐野主事は高さ18階建てのビルに相当する50メートルの高さにびびり、なかなか下りることができず、そこで前編が終わって後編に引っ張るのもテレビクオリティーだ。

理容店では伊藤主任のむちゃぶりで実際に「五郎丸カット」にも挑戦した。とにかく本家同様に笑いがいっぱい。見始めるとつい引き込まれて最後まで見入ってしまうおもしろさだ。

粟生津編でダーツを射た燕市PR大使の本宮さんの取材風景
粟生津編でダーツを射た燕市PR大使の本宮さんの取材風景

単におもしろがってつくったように見えるが、裏にはしっかりしたコンセプトがある。観光PR動画はどこにでもあるが、内容はイベントや景色などで実際に訪れたいと思うことは少ない。求められているのは、つくられたものではなくリアルな世界観と分析。市民がメーンの視点で観光よりも燕市への定住や住民からまちに愛着をもってもらうこと目的に、地域の特別な部分ではなく日常に光を当てようと考えた結果、「ダーツの旅」のスタイルに行き着いた。

日本テレビにも営利目的ではなく、自治体による地域振興が目的ということで了解を得ている。

地方でPR動画を作成することは珍しくないが、ほとんどは制作を外部の業者に発注している。職員が自前で制作しているだけでも珍しいうえに、玄人はだしのクオリティーだ。

「いくらいいものをつくっても、おもしろくないと見てもらえない。今後も動画を通して燕市の日常の魅力を伝えていきたい」と荒木主任。四季ごとに動画を制作、投稿していく考えだ。

関連リンク

spacer コンテンツ
spacer ショップ検索

公共施設も検索可能
分類別検索はここ

...詳細


燕西蒲勤労者福祉サービスセンター
燕三条のお悔やみ情報「縁をむすぶ」
三条パール金属スタジアム・サンファーム三条
外山産業グループ 外山産業、外山工業、グリーンライフ、メッツ
損害保険・生命保険・資産運用のことなら株式会社エフピーエム
スノーピーク オフィシャルサイト アウトドア/ナチュラルライフスタイル用品 製品 製造・販売メーカー
スポンサードリンク

■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved.
三条・燕、県央の情報「ケンオー・ドットコム」kenoh.com