燕労災病院主催で認知症ケア研究所による講演と寸劇による「認知症ケア講座」に400人以上が来場 (2015.12.19)

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燕市佐渡、燕労災病院(鈴木幸雄院長)と燕市は19日午後1時半から燕市吉田産業会館で第1回公開講座を開き、NPO法人認知症ケア研究所(六角僚子代表理事・茨城県水戸市)の講演と寸劇による「認知症ケア講座〜目で見てわかる認知症」に400人以上が来場して認知症に対する関心の高さを裏付けた。

 燕労災病院と燕市が第1回公開講座「認知症ケア講座〜目で見てわかる認知症」に400人以上が来場
燕労災病院と燕市が第1回公開講座「認知症ケア講座〜目で見てわかる認知症」に400人以上が来場

同研究所の高橋克佳統括管理者の講演と同研究所所属の劇団「いくり」の寸劇を行った。いずれも一般の人にもすっと胸に入るわかりやすい内容で、高橋統括管理者は認知症の症状、物忘れ、見当識障害、失認、失行、そしてお年寄りに声をかけるときの「驚かせない」、「急がせない」、「自尊心を傷つけない」の3つの基本姿勢や7つのポイントを実例をまじえて話した。

寸劇は3人でおばあさんと鬼嫁、夫やデイサービスセンター職員などを演じ、物忘れやデイサービスへ行かない、病院へ行く、虐待の4つの寸劇を披露した。笑いもいっぱいで、全国で公演しているだけあって、寸劇として十分に楽しめる内容で、そのうえで認知症が学ぶことができ、お得感満点だ。

おばあさんが物をなくしたときは、おばあさんが見つけないと盗んでいたと思われることがあるので「一緒に探しておばあちゃんに見つけてもらうのがいい」、「嫌なことは時間をとるのも大事。記憶障害に助けてもらうことができる」と的確なアドバイスをした。

NPO法人認知症ケア研究所による講演と寸劇で楽しく認知症を学ぶ
NPO法人認知症ケア研究所による講演と寸劇で楽しく認知症を学ぶ

今回の公開講座は、燕労災病院の看護師が県の看護協会の研修で認知症ケア研究所の研修を受けて感動し、院内研修でも同じ研修をと考えたところ、せっかくなら公開講座にして市民から参加してもらおうと、燕市の長寿福祉課介護保険係、燕市在宅医療・介護連携支援センター、燕市認知症地域支援推進員とタイアップして企画、PRを行った。

その成果もあっての大入りで燕労災病院の高江裕洋事務局長は、院内でも公開講座を開いており、認知症のテーマは関心が高いことを知っていた。しかし、「300人が目標で、現実的には100人も入ればと思っていたが、これほどの反響があるとは」と驚き、「地域貢献もでき、今後もこうした講座を企画したい」と話した。


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