昭和6年開業の越後味噌醸造で3月から醸造文化を体感する味噌蔵見学と味噌仕込み体験 (2016.2.16)

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昭和6年(1931)開業の味噌蔵(みそぐら)、昔ながらの木桶(きおけ)が並ぶノスタルジックな醸(かも)しの空間を五感で感じながら醸造文化を体験してもらおうと、越後味噌醸造株式会社(葉葺正幸代表取締役・燕市吉田中町)は、3月から毎月、味噌蔵見学と味噌仕込み体験イベントを行う。

味噌蔵見学と味噌仕込み体験イベントを越後味噌醸造の5トンの木桶の前でイベント担当の木龍さん
味噌蔵見学と味噌仕込み体験イベントを越後味噌醸造の5トンの木桶の前でイベント担当の木龍さん

85年前に開業した味噌蔵は、開業以前から残る酒蔵時代の建造物うから増築を繰り返し、迷路のように時代が異なる建築が奥へ奥へと続く。味噌を醸造する木桶も開業以前からのもので、最大で5トンもの味噌が入る。これだけ大きな木桶を作る職人はいなくなり、まだ木桶で味噌を醸造している会社は少なくないが、現存するだけで絶えてしまうであろう貴重な木桶だ。

気温の変化を受けにくいように土中に埋めた木桶もある。味噌蔵のなかには常在菌が存在し、それがその蔵の味噌の醸造に影響し、その蔵の味噌の味を生み出す。古くから受け継がれた知恵や職人たちの技が凝縮している。

土中に埋まる木桶
土中に埋まる木桶

漬け物も製造しており、蔵に入ると日本の食の香りが充満。体験では、そのなかで職人による醸造文化の話を聞きながら味噌蔵を見学し、過熱したばかりのダイズを食べてから、自分の手で約4kgの味噌をたるに仕込み、まさに五感で醸造文化にふれる。

同社はほかの味噌蔵ではほとんど使われてない高級な北海道産のダイズ“袖振大豆”を使っており、体験で仕込むのも同様。家庭で味噌を作るにはダイズを煮るのが一般的だが、体験では蒸したダイズを使うため、栄養素が湯の中に流れ出すことがなく、同社が販売している「越後袖ふり味噌」と同様の味噌が家庭で完成する。

仕込んだ味噌は持ち帰って半年、1年と時間をかけて家庭で管理、発酵させて完成する。醸造の手間暇を体験して発酵食品の価値も感じてもらう。こうしてできた文字通りの“手前味噌”で新たな味噌を仕込み、我が家の味噌の味を受け継ぐこともでき、家族のコミュニケーションにつながることにも期待する。

味噌仕込み体験で仕込むのと同様の同社の味噌「越後袖ふり味噌」
味噌仕込み体験で仕込むのと同様の同社の味噌「越後袖ふり味噌」

同社は昨年9月にそれまでの地元オーナーから事業継承し、新潟市中央区の古町糀製造所と東京の銀座十石を運営する東京本社の株式会社和僑商店(葉葺正幸代表取締役)を親会社に、新潟市の今代司酒造株式会社、新潟市中央区の株式会社峰村醸造とともにグループ会社のひとつとなった。

米、糀、甘酒、日本酒、味噌を中心に発酵、醸造にかかわる企業グループ。越後味噌場有象は事業継承しても社員はこれまで通り雇用を続け、これまで通りに醸造を続けながら新商品、新サービスの展開を予定している。

一方でグループ会社の峰村商店は、土蔵をリノベーションした直売店を2014年にオープンし、14年からほぼ毎月、味噌の仕込み体験を行っており、20たるまでの定員にキャンセル待ちになることも多い人気イベントに。そのノウハウを生かして越後味噌醸造でも同様のイベントを始めることにした。

増築を繰り返して構造も時代も複雑な味噌蔵
増築を繰り返して構造も時代も複雑な味噌蔵

企画担当の木龍康一さん(31)は「味噌屋は来て、見て、話を聞かないとわからないことがたくさんある。われわれには後世に醸造文化を伝えていく役割がある」と言い、「峰村商店では、30代から50代の人が子どもと一緒に参加することが多い。子どもたちには日本の文化、伝統に根差したしっかりしたいいものを食べてほしい」と願っている。

イベントは8月を除いて開催日が決まっており、3月19日、4月30日、5月21日、6月18日、7月16日、9月17日、10月8日、11月19日、12月17日。いずれも午前10時半から11時50分までの開催で、定員は最大で12たる。ただし、友人と複数で参加して1つのたるを仕込んでも構わない。参加費は3,500円。まだフェイスブックのイベントページでしか周知していないが、13日までに早くも4人が参加を申し込んでいる。

これとは別に無料で学校の社会科見学、企業、団体の見学も受け入れている。イベントや見学の申し込み、問い合わせは同社(電話:0256-93-2002、メール:info@echigomiso.co.jp)へ。

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