エムテートリマツの鳥部勝敏さんの遺志を継いで遺族が弥彦山登山口にベンチとテーブルを奉納 (2016.4.11)

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2月1日に80歳で亡くなった業務用厨房用品の卸商社、株式会社エムテートリマツ(燕市物流センター2・鳥部一誠代表取締役)の先代、燕市の鳥部勝敏さんの遺志を継いで10日、遺族が弥彦村の弥彦山登山口に登山者用のベンチとテーブルを奉納した。

弥彦登山口に設置したベンチとテーブルに座って記念撮影する鳥部勝敏さんの遺族
弥彦登山口に設置したベンチとテーブルに座って記念撮影する鳥部勝敏さんの遺族

勝敏さんは、2004年9月にも弥彦山登山1,000回を記念して登山口に石の鳥居を奉納している。今回はそのそばに登山1,700回記念としてみかげ石でできた横長のベンチ4基とテーブル1台を設置し、奉納した。

10日は勝敏さんの妻、カツさん(77)と会社を継いだ長男の一誠さん(50)をはじめ4人のきょうだいとその家族など10人余りが弥彦神社を訪れ、神社拝殿と登山口で金子晴郎権宮司から祝詞をあげ、はらい清めてもらった。

神事を行う金子権宮司
神事を行う金子権宮司

勝敏さんは、弥彦山登山500回記念で鳥居を奉納した知人に触発されて1990年mに弥彦山登山を始め、2015年までの25年間に1,700回、登った。勝敏さんは体調が悪くなり始めると、1,700回になったら山の入り口までしか来られない人や下山した人にひと休みしてもらうためにベンチを奉納しようと考え、自身が1,700回を目指す励みにもしていた。

勝敏さんはその実現を見ることはできなかったが、その遺志を遺族が継いで、亡き勝敏さんにささげた。また、遺族は香典返し代わりと社会への感謝の気持ちも込めて4日、燕市に100万円を寄付している。

ベンチの背に鳥部勝敏のさんの弥彦山登山1,700回を記念して奉納したと刻む
ベンチの背に鳥部勝敏のさんの弥彦山登山1,700回を記念して奉納したと刻む
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