三条市から救援物物資を熊本県益城町へ届けたトラックが三条に帰着、19日午後に13トントラックで再び被災地へ出発 (2016.4.18)

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熊本県益城町へ三条市からの救援物資を届けたトラックが17日午後、三条に帰着。ドライバーは「わざわざ新潟から来てくれてありがとう」と感謝の言葉をもらったと話した。

熊本県益城町へ三条市からの救援物資を届けたマルソーのトラックのドライバー2人が渡辺社長に被災地のようすを渡辺社長に報告
熊本県益城町へ三条市からの救援物資を届けたマルソーのトラックのドライバー2人が渡辺社長に被災地のようすを渡辺社長に報告

三条市の要請を受けて救援物資を運んだのは、マルソー株式会社(三条市月岡・渡辺雅之社長)。阪神淡路大震災や県外の災害時のボランティアや救援物資の輸送、地元三条市の7.13水害被災時の救援物資の引き受けや仕分けなどを経験し、物流のプロとして災害時のノウハウもある。

救援物資を載せたトラックは、15日夕方に三条市を出発した。救援物資は、三条市のミネラルウオーター「千年悠水」500ml入りペットボトル2,800本と2リットル入り600本と、そのほかに同社備蓄のマスク30,000枚、市民などから寄せられたおむつなど。2人のドライバーが交代で運転した。

本社に帰着した救援物資を運んだトラック
本社に帰着した救援物資を運んだトラック

翌16日に熊本県益城町に到着し、自衛隊の先導で避難所と思われる保健福祉センターへ向かい、積荷を下ろしてとんぼ返り。17日午後3時半過ぎに三条市月岡地内の同本社に戻り、渡辺社長など10人余りが「お疲れさま」と拍手で迎えた。

2人は、「無事に荷物を届けられて、ほっとしている」と言い、熊本の状況を話した。道中は、中越地震や中越沖地震のときのように倒壊した建物があった。余震は続いており、「また揺れたね」と何度も話した。

届け先の保健福祉センターには、たくさんの人が避難していて、「屋外に避難者の方が座っていられたのが印象的だった」。ごった返していて、看護師や医師の姿もあった。

マルソーの救援物資を託す人たち
マルソーの救援物資を託す人たち

物資を降ろす作業は、自衛隊の隊員や避難している人たちも手伝ってくれ、「わざわざ新潟から来ていただいて、ありがとう」と言ってもらった。帰り道に聞いたラジオ放送によると、断水や停電も続いており、直近は水や食料が必要だと感じた。

また、同社は16日から19日午前11時まで、ボランティア輸送する支援物資の受け入れを行っている。2日目の17日は、三条市を中心に遠くは五泉市や小千谷市、長野県からもミネラルウオーターのペットボトル10箱を車に積んで駆けつけた人など約80組が訪れた。

物資の受け付けは、19日は午前9時から11時まで行う。引き受けるのは、飲料水、カップ麺、おむつ、タオルなど、早期に必要と思われる物。使う人のことを考え、新品未開封が条件。衣類は受け付ず、引き受けできないものは持ち帰ってもらう。

マルソーに届いた救援物資
マルソーに届いた救援物資

渡辺社長によると、この日までに預かった物資は4トン車1台分ほどになると言う。土、日曜で個人がほとんどだったが、週明けの18、19日は企業からの動きもあると言い、すでに連絡が来ている。

今回のボランティア輸送のトラックは、13トンの大型トラック1台を用意しており、19日の午後に出発する予定。行先は、現地との連絡調整を行う三条市と協議しながら決めていく。緊急救援物資の受け付けの問い合わせは同社総務課(電話:0256-34-2621)へ。


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