月岡小児童が校内募金をして寄せられた6万円余りを熊本地震の被災地支援に寄付 (2016.5.14)

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三条市立月岡小学校の児童が12日、熊本地震で被災した人たちのために役立ててもらいたいと募金活動を行い、寄せられた善意6万円余りを三条市社会福祉協議会を通じて寄付した。

三条市社会福祉協議会の小林事務局長に缶に詰まった6万円余りの善意を手渡す月岡小のスマイルライフ委員会委員長の6年生高浪君とJRCエコ委員会委員長の6年生岡田さん
三条市社会福祉協議会の小林事務局長に缶に詰まった6万円余りの善意を手渡す月岡小のスマイルライフ委員会委員長の6年生高浪君とJRCエコ委員会委員長の6年生岡田さん

同校の6年生でスマイルライフ委員会委員長の高浪光一さん(12)とJRCエコ委員会委員長の岡田莉乃さん(11)の2人が午後1時20分に三条市社会福祉協議会を訪れ、「(三条が)水害で大変な時に、九州の方からも支援をいただいたので、その恩返しに来ました」、「九州の地震で困っている人のために募金をしました」と、6万3,034円の入った缶を小林東一事務局長に手渡した。

小林事務局長は、ずっしりと重い善意を受け取り、「確実に熊本に届けさせていただきます」と約束した。

同校では、熊本地震の発生後、学校生活をよくするスマイルライフ委員会と赤い羽根共同募金などの活動を行うJRCエコ委員会が協力して募金をすることにした。4月21日から28日までの8日間、スマイルライフ委員会の委員2人ずつが毎朝8時15分から30分までの朝読書の時間に募金箱を持って全校を回った。

参観日だった22日は「募金は幸せのおすそわけです」といった内容の校内放送をしたあと、委員15人が昼休みの玄関に立って呼びかけ、保護者からも大きな協力をもらった。

月岡小は2004年に三条市が大きな被害を受けた7.13水害の堤防決壊現場から直線で数百メートルの学校。当時は避難所になったものの、堤防決壊後は学校の周りを茶色い水がごうごうと流れるなど、周辺は川の水が流れ込み、一時は孤立した。

6年生の2人は7.13水害発生した年に生まれた。水害の体験は覚えていないが、「うちはここまで(水が)きたんだよ」など家族で話をしているという。

市社協には、個人をはじめ自治会や唐人回、企業、近隣のスーパーが店内に設置した募金などからも義援金が寄せられており、その額は月岡小の寄付を含めて162万9,042円になった。

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