飛燕夏まつりは燕ばやし大会に1886人、矢代秀晴さんが歌い手デビュー (2016.7.19)

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16、17日と行われた燕市燕地区の夏まつり、第45回飛燕夏まつりは、2日目16日はたびたび雨が降るあいにくの天気だったが予定通りにすべての行事を行い、ことしも最後は燕ばやし大会。10団体と20町内から1886人が参加して大通りに熱気あふれる踊りの輪を描いた。

45回飛燕夏まつりを締めくくる燕ばやし大会
45回飛燕夏まつりを締めくくる燕ばやし大会

第45回飛燕夏まつり燕ばやし大会のフォトアルバム

第四銀行燕支店前にステージを仮設し、鈴木力市長のあいさつ、中野信男燕商工会議所副会頭のカウントダウンともに、「燕ばやし」にあわせていっせいに踊りをスタートした。踊りは前の人にならってすぐに踊れるほど簡単で、間奏ではそれぞれの団体や町内の名称を声をあわせて連呼するうちに自然と高揚感が高まる。

燕商工会議所青年部は上半身裸のふん装で
燕商工会議所青年部は上半身裸のふん装で

そろいの浴衣が定番だが、仮装、ふん装での参加が多いのも特徴的。ウマのマスクをかぶったり、フラダンスのような衣装を着たり。サッカーならイエローカードものの上半身裸の団体もあり、燕風に言うなら陽気に「あたけて」いた。途中の10分間の休憩を利用して「燕甚句」を行い、こちらは踊り好きが流れるような所作で踊りを披露した。

流れるような燕甚句の踊り
流れるような燕甚句の踊り

「燕ばやし」は、カラオケにあわせて交代でマイクを握る5人の歌い手のひとりとして、アマチュアシンガーソングライターの燕市・会社社長矢代秀晴さん(52)がデビュー。ご当地ソング「カレーラーメンの歌」でNHKのバンドコンテスト「熱血!オヤジバトル」で全国大会の決戦ライブに出場した折り紙付きの歌唱力で、「燕ばやし」でもレベルの違う歌を聴かせた。全国でも民謡の第一人者として知られる燕市の高橋高明さんの次代を担うエースとしても期待される。

歌い手として初参加の矢代秀晴さん
歌い手として初参加の矢代秀晴さん

燕ばやし大会の最後は田辺一郎燕市自治会連合会会長があいさつ。原曲は演歌歌手の都はるみさんが歌っていることを紹介し、「(歌い手の)5名の力を合わせると都はるみさんよりも上手であったとわたしは考えている」として拍手を浴び、「来年もひとつ皆さま方の元気なお顔を拝見することと、きょうのこの飛燕夏まつり感謝申し上げて」と音頭をとって、万歳三唱を行って2日間の夏まつりの幕を閉じた。


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